カフェでお茶をする機会もなかなか取れない昨今。家で飲むふだんのコーヒー・紅茶にも、何かしらの特別感が欲しくなるところです。
そんな折、カプセル式コーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト」に、期間限定の新カプセル「ブルーラテ」が登場。その名の通り、青い色をした不思議なルックスのドリンクです。
今回は、ネスカフェ ドルチェ グストの最新マシンである「Genio S(ジェニオ エス)」を使って、一足先にブルーラテを体験してみました!
メニューが豊富な「ネスカフェ ドルチェ グスト」
ネスカフェ ドルチェ グストは、多彩なカフェメニューが手軽に楽しめるコーヒーマシン。コーヒーだけでなく、抹茶や紅茶などさまざまなメニューがあります。
ネスカフェが展開するコーヒーマシンは3種類で、ブランドごとに専用マシンと専用カプセル(あるいはソリュブルコーヒー)が展開されています。
ネスカフェ ドルチェ グストはカプセルだけでラテメニューもカバーしたさまざまなドリンクが楽しめるのが強み。ネスカフェのカプセルのほか、スターバックスの味が楽しめるシリーズもあり、気分に応じていろいろ試せます。
そして、ネスカフェ ドルチェ グストの最新マシンであるジェニオ エスは、タッチパネル式の操作部が目をひくクールな外観です。
カラーは、このマット感のある「スペースグレー」と、ビビッドな「レッドメタル」、レンタル専用カラー「ホワイト」の3色展開。個人的にはインテリアをモノトーンでそろえるようにしているので、スペースグレーが好みでした。
それではさっそくブルーラテを淹れる準備に入ります。
カバーの開閉には少し力を使いますが、一回覚えてしまえばスムーズにできそうな操作です。
自然の「青」が目をひくブルーラテ、その味は?
新発売となるブルーラテは、文字通り青いラテ飲料。着色料ではなく、マメ科のハーブ「バタフライピー」由来のブルーで、優しいイメージの一杯です。
ドルチェ グストのラテメニューの中には1杯あたり2つのカプセル(コーヒー+ミルク)を使うものもありますが、ブルーラテは1カプセルで完結します。
また、ブルーラテは1杯約98円(10個入980円)と、コンビニコーヒーくらいのコスト感。定番カプセルと比較すると、「スターバックス ハウスブレンド」が1杯約82円(12個入り980円)、ネスカフェの「オリジナルブレンド」が1杯約61円(16個入り980円)なので、ほんの少しリッチな1杯といえそうです。
さっそく口にしてみると、まろやかな口当たりながら、第一印象はアプリコット(あんず)の甘い香り。ミルクのコクはひかえめながら、その分フルーティーなフレーバーとマッチしています。
正直「あのドリンクに似た味」というのが形容しにくい、かなり独自路線のテイスト。とはいえクセは少なく、色のインパクトとは裏腹に飲みきれないと感じる人は少なそうな優しい味です。ノンカフェインなので就寝前のリラックスタイムにもよさそうですね。
ブルーラテ誕生の理由は「非日常感」
ところで新作のブルーラテ、聞いたことがある人はあまり多くないのでは? 筆者は今回の取材で初めて知りました。そこで、ネスカフェの担当者にブルーラテが誕生した理由を聞いてみました。
ブルーラテの青色は、前述のとおりハーブのバタフライピーによるもの。生息地であるタイではポピュラーな存在で、すでに青いラテも飲まれているそうです。
ネスカフェ ドルチェ グストのブルーラテはタイのレシピを参照したのではなく、独自に作りこんだテイスト。アプリコットやライチを合わせた独自フレーバーで、非日常感を演出したとか。確かに、ブルーラテには「いつもの味」とは離れた個性を感じたので狙いどおりですね。
日本でも、バタフライピーを使ったドリンクはカフェなどで提供されていますが、ソーダやストレートティーが多く、ラテは新鮮。ラテとして製品化したのは、「ラテが手軽に飲める」ドルチェ グストならではのドリンクとして成立させるためでした。
ブルーラテの発売と同時に、前回の期間限定製品で、ほうじ茶ラテとルイボスラテが1箱に入った「ティーラテアソート」も数量限定で再販されます。メディア向けに開催されたブルーラテの発表会では、期間限定カプセルをドルチェグストのブランドから年間で3種類以上、スターバックスを含むと年間で5種類以上、投入する予定と明かされました。次回のカプセルにも注目です。
筆者はジェニオ エスでコーヒーとブルーラテをかわるがわる淹れて飲んだのですが、淡い味わいのブルーラテにコーヒーの香りが移ったりすることはありませんでした。多くのメニューをストレスなく楽しめるのは魅力ですね。おうち時間の長い今、いろいろなカフェドリンクを手軽に味わいたい人におすすめの1台です。