象印マホービンは9月1日、電気ポットで培った安全設計や湯沸かし技術を応用したスチーム式加湿器「EE-DC35」「EE-DC50」「EE-RR35」「EE-RR50」を発売した。価格はオープン、推定市場価格は14,000円から。本体カラーはEE-RR35とEE-RR50がホワイトの1色。EE-DC35とEE-DC50がホワイトとグレーの2色展開。

  • EE-DC50(ホワイト)の使用イメージ

「EE-DC型」と「EE-RR型」のそれぞれで、加湿量が350mL/h(35)と480mL/h(50)の2モデルを用意。全4モデルの構成となる。個室で使いやすい350mL/hモデルは、加湿適用畳数が10畳(集合住宅およびプレハブ洋室の場合)。480mL/hはリビングなどで使いやすい13畳向けだ。

  • EE-DC50(グレー)の使用イメージ。電気ポットのような持ち運びやすい取っ手が付いている。例えば、就寝時にベッド脇に持ってくるのも楽

スチーム式ということで、室内を加湿する水分は沸騰で発生する清潔な蒸気。これを約65℃まで冷やして噴き出す。フィルターは用いておらず、手の入れやすい広口容器なのでお手入れも簡単。

  • 電気ポットと同じ構造。タンク内に手を入れやすく、引っかかるような場所もない

安全性も重視。「入/切」キーを3秒押すと運転が止まってすべての操作ができなくなる「チャイルドロック」(EE-RR型では「切」キー)、レバーでふたを常にロックして転倒時も簡単にふたが開かない「ふた開閉ロック」、本体をうっかり倒しても湯もれを最小限に抑える「転倒湯もれ防止機能」といった安全設計を採用している。

  • チャイルドロックが備わっているので子ども部屋にも安心

EE-DC型とEE-RR型のおもな違いは、タンク容量とそれに伴う加湿時間。タンクはEE-DC型のほうが大きい。

EE-RR35のタンク容量は2.2Lで、加湿時間が6時間と27時間の2段階切り替え。EE-DC35型はタンク容量が3.0L、加湿時間は8時間・16時間・32時間の3段階切り替え。

同様に、EE-RR50のタンク容量は3.0Lで加湿時間が6時間・24時間の2段階切り替え。EE-DC50型はタンク容量4.0Lで加湿時間は8時間・16時間・32時間の3段階切り替え。

EE-DC35のおもな仕様は、タンク容量が約3.0L、定格加湿能力が350mL/h。消費電力は湯沸かし立ち上げ時が985W、加湿時が305W。連続加湿時間は8/16/32時間の3段階(強中弱)。本体サイズがW24×D27.5×H32.5cm、重さが2.7kg。電源コード長が1.2m。

EE-DC50のおもな仕様は、タンク容量が約4.0L、定格加湿能力が480mL/h。消費電力は湯沸かし立ち上げ時が985W、加湿時が410W。連続加湿時間は8/16/32時間の3段階(強中弱)。本体サイズがW24×D27.5×H36.5cm、重さが2.9kg。電源コード長が1.2m。

EE-RR35のおもな仕様は、タンク容量が約2.2L、定格加湿能力が350mL/h。消費電力は湯沸かし立ち上げ時が985W、加湿時が305W。連続加湿時間は6/27時間の2段階(強弱)、本体サイズがW24×D26×H27.5cm、重さが2.3kg。電源コード長が1.2m。

EE-RR50のおもな仕様は、タンク容量は約3.0L。定格加湿能力が400mL/h。消費電力は湯沸かし立ち上げ時が985W、加湿時が410W。連続加湿時間は6/24時間の2段階(強弱)、本体サイズがW24×D26×H31.5cm、重さが2.4kg。電源コード長が1.2m。