セイコーソリューションズは、IT運用自動化支援サービス「SNOPS(スノップス)」に米国OpsRamp社の統合運用管理プラットフォーム「OpsRamp(オプスランプ)」の自動化サービスをITSM(IT Service Management)オプションとして8月2日から提供する。

「SNOPS」におけるITSMオプション(同社資料より)

「SNOPS」におけるITSMオプション(同社資料より)

「SNOPS」は、同社が開発したサーバーや業務システムなどのITシステム運用を自動化することで運用負荷の軽減、生産性の向上を目指すNoOps(No Operations)をコンセプトとした自動化ソリューション。システム運用の自動化基盤にはフィックスポイントの「Kompira」を活用することで、サーバーからネットワーク機器に至るまで、幅広い自動化を可能としている。今回、更なる自動化の進化のため、「OpsRamp」を導入、ITSMオプションとして提供を行う。ITSMとはIT運用におけるサービス全般を有効に活用していくための活動全般を表しており、サービスは「SNOPS」の統合、分析、管理、ノウハウ蓄積部分において活用される。

「OpsRamp」は、AIを活用したイベント管理、強力なアラート相関分析、迅速な修復対応など"AIによるIT業務の自動化"いわゆるAIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)を実現するIT自動化ソリューションで、システム導入により自動化の範囲の拡大や障害の早期復旧や運用改善・効率化などが進められる。