7月17日、18日に開催された『ポケモンGO』のイベント「Pokémon GO Fest 2021」。2日とも、チケットの有無にかかわらず全トレーナーが楽しめる内容と、チケットを持っているトレーナーが楽しめる内容が用意されていました。編集・安川とライター・岡安が振り返ります。
日本初登場となるナゲキの色違いがあらわれた
安川:2021年も「Pokémon GO Fest」がありましたね。特定の場所で行われるオフライン開催でなく、2020年と同様に有料チケットを購入すれば誰でも参加できるものでした。結構盛り上がったと感じています。
岡安:今回は610円と昨年の1/3程度の参加費でしたし、より多くの人が参加できたんじゃないですかね。
安川:そのくらいなら気軽に参加できますね。しかも、イベントは2日間。お得感がありました。
岡安:今回は音楽がテーマだったので、BGMも変化しましたし、音楽に関係するポケモンもたくさん出てきました。
安川:スペシャルリサーチでは、「ハードロック・ピカチュウ」か「アイドル・ピカチュウ」か、好きなほうを選べたんですよね。私は「アイドル・ピカチュウ」を選びました。
岡安:私は「ハードロック・ピカチュウ」を選びましたよ。ちょうど逆ですね。さて、イベントの1日目は、2020年と同様に、1時間ごとでテーマに合わせた生息地のポケモンが出現しました。ジャングル、岩山/砂地、海/砂浜、洞窟の4種類。これが2周して8時間です。
安川:そういえば、2021年は18時までの8時間でした。2020年は20時までだったので、ちょっと物足りない感じもしました。これってチケットを持っていない人も同じ条件で出現したんですよね。
岡安:18時だと日がまだ高かったので、これで終了かぁという感じはありました。あと、おこうを使うことで、野生と同様に時間ごとに変化するテーマのポケモンが出現していました。アンノーンやペラップは、おこうでしか出なかったんですよね。
安川:アンノーンは色違いが出るチャンスだったんですよね。当然、出ませんでしたけど。
岡安:アンノーンの色違いは私もダメでした。ただ、初日は結構、色違いが出たんですよ。18匹ゲットしました。今回から実装のダゲキの色違いがゲットできたのはよかったです。
安川:ゲットできた色違いのポケモンは少なかったんですけど、日本初登場となるナゲキの色違いがでました。
岡安:おお、それはいいですね。チリーンやタブンネの色違いは出たんですが、ナゲキは出ませんでしたよ。そういえば、ペラップって、前回の「Pokémon GO Fest」で初登場したんですけど、そのあとは見かけませんでした。もしかしてそれ以来かもしれません。なので前回参加できなかった人は、今回初ゲットのチャンスとなったわけですね。
安川:あと、1時間ごとに切り替わるのは、ポケモンの出現する種類だけでなく、グローバルチャレンジもそうでしたね。世界でプレイしている人全員で課題をクリアを目指すやつです。
岡安:クリアすると、時間によるタイムボーナスでXPなどがもらえました。世界中でのチャレンジなので、1人分は微々たるものですが、できるだけ貢献しようとしちゃいますね。
レイドバトルにガンガン挑戦できた2日
安川:2日目は基本的に野生で出現するポケモンもおこうで出現するポケモンも初日と変わりませんでした。
岡安:そうですね。2日目はそれに加えてレイドバトルが中心となりました。これまで出現した数々の伝説ポケモンが代わる代わる出現しました。
安川:出現時間は30分くらいでしたけど、しばらく経つと同じジムにまたレイドが発生してくれたので、あまり移動しなくてもレイドを何度もできるのがよかったですね。
岡安:ちょっと広めの公園や繁華街など、2~3個ジムにアクセスできる場所だと、ひっきりなしにレイドバトルができました。レイドバトルはレイドパスを使用したあと、ジムにアクセスすると最大10枚までもらえたので、最初に1枚持っていたらそれだけで11回のレイドバトルが行えます。
安川:リモートレイドパスも大判振る舞いでしたね。ショップにはリモートレイドパスが3枚入った無料のイベントボックスがありましたし、タイムチャレンジをクリアしてももらえました。
岡安:タイムチャレンジの条件は「レイドバトルを1回する」なので、基本的にはレイドパスをもらう条件とほぼ一緒。しかも、8回分あったので、イベントボックスと合わせると最大11枚がゲットできました。レイドパス11枚と合わせると、その日だけで22回のレイドバトルができた計算です。
安川:最初、レイドバトルでは伝説ポケモンの色違い狙いでバトルしていたんですけど、途中からマーチングバンドみたいな帽子を被ったガラルポニータやガラルジグザグマを狙うようにしました。
岡安:どちらを狙うかは結構考えますよね。帽子のガラルジグザグマやガラルポニータはイベントでしかゲットできないですけど、伝説の色違いも捨てがたいですし。まあ、結局、伝説の色違いは出ませんでしたけど。というか、2日目は野生とレイドバトル含めて3体くらいしか色違いが出現しなかったですね。
安川:まあ、こういうのは運ですからね。出ない人は出ないですし、出る人は出る。
岡安:まあ、そうですよね。あと、スペシャルリサーチは、2日かけてクリアしたんですけど、クリアの報酬はメロエッタでした。今回は音楽がテーマだったので、せんりつポケモンでしたね。
安川:せんりつポケモンって聞いて、いったいどんなに恐ろしい姿をしているのかと思ったら、歌姫っぽい感じでしたね。
岡安:ああ、戦慄ではなく、旋律なんじゃないですか。
安川:「Pokémon GO Fest」で登場した幻ポケモンは例年だと、秋冬くらいに同じスペシャルリサーチが登場しているんですよね。「Pokémon GO Fest」に参加しなかった人も、そこでメロエッタはゲットできるのではないでしょうか。
岡安:スペシャルリサーチのタスクをクリアしたときに出る選択肢で、先のハードロック・ピカチュウかアイドル・ピカチュウがもらえたんですけど、それも同じであれば、「Pokémon GO Fest」に参加した人は、選ばなかったほうもゲットできるってことですよね。楽しみです。
安川:いやー。振り返ってみると結構楽しかったですね。今年は大きな通信障害とか不具合とかもありませんでしたし。
岡安:そうですね。あ、「Pokémon GO Fest 2021」のイベントは終了しましたが、まだまだ余韻といいますか、8月31日までイベントの効果が続きます。
安川:え、まだ何かあるんですか? お詫びイベントですか?
岡安:いえ、今年は滞りなく行われたって自分で言ったじゃないですか。先に出てきたグローバルチャレンジのクリア回数に応じて、グローバルチャレンジウルトラアンロックボーナスが開催されるんです。今回はみごとパート3まで開催が決定しています。
安川:おお、それはすごい。まだまだ「Pokémon GO Fest」は終わりませんね。
岡安:パート1は時間がテーマで7月23日から8月3日20時まで。ティアルガ、ズガイドス、タテトプスの色違いが実装されます。レイドバトルにアンノーンのUが登場し、色違いが出現する可能性もあります。ほかにはタイムチャレンジが出現し、フィールドリサーチも特別なものが出現します。
安川:とりあえずレイドバトルは毎日しないと。
岡安:パート2は空間がテーマで8月6日10時から8月17日20時まで。日本に出現しない地域限定ポケモンがたくさん出るようです。その中でも注目はヘラクロスでしょうね。南米に出現する地域ポケモンですが、日本で出現するのは今回が初ですし、色違いも出現するとのこと。ほかにはガルーラやカラナクシ(にしのうみ)、バスラオ(あおすじのすがた)なども出現します。色違いでいえば、パルキアの色違いも初実装です。
安川:ヘラクロスはかなりレアですね。アジア圏だと以前台湾には出たらしいですけど。
岡安:パート3の内容はまだ発表されていません。ティアルガ、パルキアときたらギラティナなんですかね。これも楽しみです。
安川:いやー盛りだくさん。しかも、いずれも10日以上あって余裕があるのがうれしいですね。まあ、余裕があると、逆にやらずに終わることもあるんですけど。
岡安:ちゃんと日々プレイしていたら忘れませんよ。