Twitter DMの「既読」とは?

TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)には「既読」を通知する機能があり、メッセージを閲覧したことが送信元に伝わります。自分からDMを送った場合は、相手が読んだか知ることができます。この記事では、Twitter DMで既読を確認する方法と、既読をつけずに読む方法を解説します。

Twitter DMで「既読」を確認する方法

TwitterのDMで自分が送信したメッセージが既読になったかどうかは、メッセージの下に表示されるチェックマークで確認できます。以下、実際に「既読」と表示させる方法も合わせて紹介します。

既読はチェックマークが青くなる、未読はグレーのまま

Twitter DMの「既読」はメッセージにつくチェックマークの色によって見分けられます。チェックマークが灰色(グレー)の場合は未読、青色(ブルー)に変わると既読の状態です。

  • Twitter DMのチェックが青色だと「既読」

    【既読】相手がメッセージを開くと、チェックマークが青色に変化して、「既読」を示します

  • Twitter DMのチェックがグレーだと「未読」

    【未読】メッセージを送った相手が未読のとき、チェックマークは灰色です

メッセージをタップして「既読」を表示させる

Twitter DMで自分が送ったメッセージをタップしてみましょう。相手がそのメッセージを閲覧していれば、青色のチェックマークに加えて「既読」の文字が表示されます。チェックマークを視認しにくい場合は、この方法を使うとよいでしょう。

  • Twitter DMでメッセージをタップして「既読」を確認

    【既読】自分のメッセージをタップして「既読」を確認することもできます

  • Twitter DMでメッセージをタップして「未読」を確認

    【未読】メッセージをタップして「未読」だった場合は、「送信済み」と表示されます

Twitter DMで「既読」をつけずに読む方法

Twitter DMの既読通知はデフォルト設定ではオンの状態です。DMに「既読」をつけず、メッセージを読んだことを相手に知られないようにするには、「既読通知を表示」という設定項目をオフに変更する必要があります。以下、スマホのTwitter公式アプリ、PCブラウザ版Twitterの設定手順を紹介します

Twitterアプリで「既読通知」をオフにする方法(iPhone/Android)

スマホのTwitter公式アプリで既読通知をオフにする手順です。DMタブを開いて、たったのツーステップで設定変更が完了します。ここでは、iPhone版の画面で説明しますが、Android版でも手順は同じです。

  • Twitterアプリで「既読通知」をオフにする方法-1

    【1】TwitterアプリのDMタブ(封筒のボタン)を開いて、右上の設定ボタン(歯車のボタン)をタップします(※)

  • Twitterアプリで「既読通知」をオフにする方法-2

    【2】「ダイレクトメッセージ」の設定画面が開いたら、「既読通知を表示」の項目をオフに変更して完了です

※Twitterアプリの画面左上にある自分のアイコンからメニューを開き、「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」の順に進む方法もあります。

ブラウザ版Twitterで「既読通知」をオフにする方法(PC)

PCでブラウザ版のTwitterから、「既読通知」の設定をオフに変更する手順を説明します。

  • ブラウザ版Twitterで「既読通知」をオフにする方法(PC)-1

    【1】画面左側の「メッセージ」をクリックして、中央右上のメッセージ設定ボタン(歯車のボタン)をクリックすると、右側に「ダイレクトメッセージ」の設定が表示されます(※)。「既読通知を表示」の項目をオフに変更して完了です

※PCブラウザ版Twitterの画面左側にある「もっと見る」から、「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」の順に進む方法もあります。

検証:「既読通知」をオフにすると、既読マークはどうなる?

「ダイレクトメッセージ」の設定で「既読通知の表示」をオフに変更すると、本当にTwitter DMのメッセージは既読の状態にならず、未読のままとなるでしょうか? 実際に検証しました。

既読通知をオフにして、相手のメッセージを閲覧した場合

はじめに、自分が既読通知をオフにして、相手から送信されたメッセージを読んだ場合の検証です。設定変更した通り、既読にならないことが確認できました。

  • Twitter DMの既読通知をオフにして、相手のメッセージを閲覧した場合の検証

    【相手の画面】相手からメッセージが届いた後に、読んだ証拠として返信を送りましたが、メッセージは既読の状態とならず、チェックマークの色はグレーのままです。メッセージをタップしても「送信済み」と表示されます

注意すべきは、「既読通知の表示」をオフに変更すると、過去にやり取りした「既読」のメッセージも「未読」に変わってしまうことです。この変化に相手が気づくと、既読がつかないように設定したことがバレるかもしれません。

  • Twitter DMの既読通知がオンのとき

    「既読通知の表示」がオンのとき、過去のメッセージは「既読」となっていました

  • Twitter DMの既読通知をオフに変更後

    「既読通知の表示」をオフにすると、「既読」だった過去のメッセージが「未読」に変化しました

既読通知をオフにして、自分がメッセージを送った場合

次に、自分が既読通知をオフにして、相手にDMを送信した場合の検証です。既読通知の設定をオフにすると、自分が読んだメッセージだけでなく、自分から送ったメッセージにも既読がつかなくなります。相手に自分のDMが読まれたかわからなくなるので、設定変更する際はこの点にも気をつけましょう。

  • 検証「既読通知をオフ」した際のTwitter DMの表示

    【自分の画面】DMを送信した自分のアカウントの画面です。相手にDMを送った後に返信が届きましたが(読んだ証拠)、チェックマークは既読の青に変化せず、未読のグレーのままです

「メッセージリクエスト」にも既読がつく?

自分がフォローしていない相手から初めて送信されたDMは、「メッセージリクエスト」という形で届きます。この段階では、リクエストの内容を閲覧しても既読はつきません。

  • Twitterのメッセージリクエストにも既読がつくか検証、受信側-1
  • Twitterのメッセージリクエストにも既読がつくか検証、受信側-2
  • 【リクエスト受信側の画面】DMタブから受信した「メッセージリクエスト」を開いて、内容を確認しました。「許可」をタップしなければ、既読はつきません

  • 「メッセージリクエスト」の場合、送信側

    【リクエスト送信側の画面】メッセージリクエストの既読チェックマークはグレーのまま変化なし。タップしても「送信済み」と表示され、読まれたかはわかりません

【関連記事】
X/Twitterの「DM解放」とは? 設定方法が変わったので要確認!

Twitter DMで「既読」をつけずに読む裏技

既読通知の設定は、相手によって変えることができません。オフに設定すれば、すべての相手アカウントやグループに対して既読がつかなくなります。もし、ごく一部の相手にだけ既読をつけたくないのであれば、次に紹介する方法で最新のメッセージを閲覧できます。根本的な解決にはなりませんが、既読をつけずに読むテクニックの一つとして覚えておくのも悪くないでしょう。

3D Touchや触覚タッチでTwitter DMを読む方法(iPhone限定)

iPhone限定となりますが、3D Touchや触覚タッチ機能を使って、既読をつけずにTwitter DMを確認する方法があります。TwitterのDMタブを開き、相手やグループを長押しするように押し込むと、プレビュー表示の範囲でメッセージを確認できます。ここまでの操作であれば、既読がつくことはありません。

  • 3D Touchや触覚タッチでTwitter DMを既読をつけずに読む方法-1

    【1】TwitterアプリのDMタブでメッセージを確認したい相手を長押しします

  • 3D Touchや触覚タッチでTwitter DMを既読をつけずに読む方法-2

    【2】プレビューに表示された新着メッセージを読むことができます

プッシュ通知やメール通知でTwitter DMを読む方法

Twitterの通知設定には、スマホやパソコンのロック画面に表示する「プッシュ通知」やメールで通知を届ける「メール通知」に関する項目があります。ダイレクトメッセージのプッシュ通知やメール通知は、標準設定でオンにされているので、新着メッセージを確認できます。

  • プッシュ通知で新着のTwitter DMを読む

    Twitter DMのプッシュ通知がスマホのロック画面に届いた例です

  • メール通知で新着のTwitter DMを読む

    Twitter DMのメール通知がGmailに届いた例です

逆にこうした通知が煩わしければ、オフに設定変更することも可能です。Twitterの通知設定について詳しくは、下記の関連記事をご参照ください。

【関連記事】
Twitterの通知設定とは? オン/オフを切り替える方法

まとめ

TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)機能における「既読」について解説してきました。「既読」は相手が自分のメッセージを見てくれたかどうかわかる便利な機能ですが、「既読をつけたらすぐに返信しなきゃいけない」という思いにとらわれがちです。DMの既読通知に煩わしさを感じたら、オフに設定変更することを検討するとよいでしょう。