アンカー・ジャパンは7月8日、窒化ガリウム(GaN)半導体を用いた小型USB-C充電器の新世代製品「Anker Nano II」シリーズにて、65W出力モデル、30W出力モデルを国内投入した。ラインナップは「Anker Nano II 65W」「Anker Nano II 30W」の2製品。

Anker Nano II 65Wは7月8日に予約販売を開始し、7月27日に発売する。Amazon.co.jpでの価格は3,990円。Anker Nano II 30Wは7月8日に発売する。Amazon.co.jpでの価格は2,990円。

  • Anker Nano ll 65W

Anker Nano IIシリーズは、窒化ガリウム(GaN)半導体を用いた小型USB-C充電器の新世代製品。2021年5月に45W出力モデル「Anker Nano II 45W」が発売されていたが、今回新たに65W出力モデルの「Anker Nano II 65W」と、30W出力モデルの「Anker Nano II 30W」がラインナップに加わった。

Anker Nano II 65W

  • Anker Nano ll 65W。手のひらサイズに加えプラグが折りたたみ式となっている

Anker Nano II 65Wは一般的な65W出力の充電器に比べ約60%のコンパクト化を果たしたといい、最長部が44mmと手のひらサイズを実現。プラグは折りたたみ式で本体に収納できる。最大65W出力は、MacBook Pro(13インチ、M1、2020)であれば2時間20分で満充電できるという。

本体サイズは約44×42×36mm、重さは約112g。出力は5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=3.25A(最大65W)。

Anker Nano II 35W

  • Anker Nano II 35W

Anker Nano II 35Wは最大30W出力に対応した、Anker Nano IIシリーズ最小のモデル。一般的な30W出力の充電器に比べて約60%コンパクト化したといい、本体サイズは約38×32×30mm(プラグ除く)に抑えられている。プラグは折りたたみ不可。

重さは約47g。出力は5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (最大30W)。加えて、USB PD 3.0のオプションとなるProgrammable Power Supply(PPS)規格もサポートし、Galaxy S21など対応デバイスの急速充電が可能。PPS出力では3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A(最大30W)となる。

  • Anker Nano IIシリーズのサイズの違い

  • Anker Nano ll 65WとAnker Nano ll 30Wの主な対応デバイス