エムエスアイコンピュータージャパンは6月25日、暗号通貨のマイニング効率を制限したLHR(Lite Hash Rate)仕様のGeForce RTX 3070搭載カード「GeForceRTX 3070 VENTUS 2X 8G OC LHR」を発売した。市場想定価格は108,900円。
2020年10月に発表されていた「GeForce RTX 3070 VENTUS 2X OC」の、暗号通貨採掘効率を制限したモデル。LHR仕様になったことで、Ethereum(イーサーリアム)のハッシュレートが25MH/sまで低下している。その他の主な仕様は従来モデルと同等で、専用特許によって冷却性能を高めた「トルクスファン3.0」などは継続して採用。高い性能でさまざまなゲームを快適に楽しむことができる。
映像出力端子はDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1で、最大4画面の同時出力に対応。バスインタフェースはPCI Express 4.0 x16で、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載。メモリインタフェースは256bit、メモリスピードは14Gbps、ブーストクロックは1,755MHz。最大消費電力は220Wで、補助電源に8pin×2を要求する。