パナソニックは6月23日、フルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S」シリーズの新ファームウェアを発表した。対応機種はDC-S1、DC-S1R、DC-S5の3機種。7月13日より提供を開始する。ファームウェアの入手は無料。
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パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S」シリーズ、新しいファームウェアのアップデート内容を発表した
DC-S1/S5の動画記録性能強化
DC-S1/S5は、動画記録の性能強化として「Blackmagic RAW」記録を追加する。Blackmagic Design製レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」を使用した時に、HDMI経由での動画RAWデータ出力に対応。同様に、5.9K、4K、アナモフィック（4:3）3.5Kの12bit動画RAWデータのHDMI出力にも対応している。これらの機能により、撮影後にBlackmagic Design製ソフト「DaVinci Resolve Studio」を使ってすぐに編集作業に移れるようになり、映像制作のワークフローの向上が見込める。
また、動画RAWデータ出力中に、DC-S1/S5のディスプレイ/ファインダーでの映像確認にも対応。「V-Logビューアシスト」機能で、プリセットのVlog_709のルックアップテーブルを適用した「LUTビューアシスト（モニター）」機能で映像確認が行える。
DC-S1/S1Rへの機能追加
DC-S1/S1Rは、フォトスタイルにL.クラシックネオとL.モノクロームSを追加した。L.クラシックネオは、カラーフィルム風のノスタルジックな表現、L.モノクロームSはポートレート撮影に適したモノクローム表現で、どちらも撮影の幅を広げる機能追加だ。
