サイバートラストは6月22日、大規模システムを運用する企業やシステムを構築・導入する事業者向けに仮想化環境に特化した監視用仮想アプライアンスの最新版「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V5.0 Suite」を7月8日より提供開始することを発表した。
同製品は、セキュリティ機能を強化した最新版の統合システム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX V5.0」、ソフトウェアの脆弱性管理を自動化・効率化する脆弱性管理ソリューション「MIRACLE Vul Hammer」、複数の監視画面を統合し運用を効率化する表示専用ソフトウェア「統合ビューア」、そしてCIS(Center For Internet Security)ベンチマークのOSに関連する項目の88%に対応したOS設定で構成される。
これにより、システムの死活監視やリソース監視に加え、高精度の脆弱性スキャンによりシステムに内在する脆弱性を可視化して管理が可能。システムの稼働状況だけでなく潜在的な脆弱性と対応状況まで一元的に監視可能なため、導入企業はシステムを安全に長期利用することが可能だという。
さらに、OSの設定に関して米国の非営利団体CISが発行するシステムの安全な構成基準およびベストプラクティスを記載したガイドライン「CIS ベンチマーク」に準拠し、OS 環境の要塞化にかかる工数を削減し、セキュアなシステムの長期利用を実現するということだ。
提供価格は1年 400万円(税別)〜(サポートサービスも含んだ年間サブスクリプション、監視対象台数500台から)。