Windows 10のバックアップ、「システムイメージ」を保存する方法

「システムイメージ」を復元する方法

システムイメージを復元する方法には、起動中のWindows 10で「回復」機能を使う方法と、起動しない状態でも復元できる「回復ドライブ」を使う方法の2パターンがあります。それぞれ順番に解説します。

起動中のWindows 10から「システムイメージ」を復元する

起動中のWindows 10から「システムイメージ」を復元する手順を紹介します。画面は要となるポイントを抜粋しています。

【1】Windows 10の「設定」から「更新とセキュリティ」に進み、左側のメニューから①「回復」を選択して、②「今すぐ再起動する」をクリックします

【2】再起動すると「オプションの選択」が表示されるので、①「トラブルシューティング」をクリックします

【3】次の画面で「詳細オプション」をクリックし、続いて①「イメージでシステムを回復」をクリックします（このオプションがない場合は「その他の修復オプションを表示」をクリック）。その後、管理者権限のあるユーザーアカウントを選択してパスワードを入力し、「続行」をクリックします

【4】「コンピューターイメージの再適用」というウィザードが起動するので、①「利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用する」を選び、②「次へ」をクリック。あとは画面の指示に従って作業します

「回復ドライブ」から「システムイメージ」を復元する

「回復ドライブ」から「システムイメージ」を復元する手順を紹介します。最初の手順でUSBメモリからPCが起動しない場合は、BIOS/UEFIメニューで起動デバイスの順番をUSBメモリが筆頭になるように変更します。

【1】回復ドライブを作成したUSBメモリとシステムイメージを作成した外付けストレージをPCに接続して起動します

【2】「キーボードレイアウトの選択」画面で「Microsoft IME」をクリックし、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「イメージでシステムを回復」→①「Windows 10」とクリックしていきます

3.「コンピューターイメージの再適用」のウィザードが起動するので、①「利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用する」を選び、②「次へ」をクリック。あとは画面の指示に従って作業します

まとめ

Windows 10をバックアップする方法の一つとして、「システムイメージ」を作成する方法を解説してきました。パソコンを購入した直後やWindows 10をクリーンインストールした直後のまっさらな状態ではなく、現在使用中のWindows 10環境をバックアップできるのが「システムイメージ」の特徴です。この記事の要点を次のようにまとめます。