吉本興業とカヤックは、ユーザー共創型ゲーム「スーパー野田ゲーPARTY」をNintendo Switch用ダウンロードソフトとして4月29日に発売する。価格は1,000円。4月22日から事前予約を開始する。
「スーパー野田ゲーPARTY」は、「R-1ぐらんぷり2020」の王者であり、さらに「M-1グランプリ2020」で優勝したお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルがクラウドファンディングにて開発資金を募集し、制作したゲーム。独創的な複数のゲームを収録する。クラウドファンディングは、約1カ月半で、約2000人の支援者が集まった。
収録ゲームの一例
【おたけ さいこっちょーゲーム】
ジャングルポケット「おたけ」が、持ちネタのフレーズである「さいこっちょー(最高)」「さいてっちょー(最低)」のどちらを繰り出すか、2択形式で当て続けていくだけのゲーム。1人プレイは、何問連続で正解できるかに挑戦し、2人プレイでは早押し要素があり、先に規定のポイントに達したほうが勝利する。
【スーパー ブロックくずして】
野田ゲーでおなじみの「ブロックくずして」のアレンジ版。デッカチャンを操作して、玉に当たらないように避け続ける。玉に当たると巨大化していき、どんどん不利になっていく。オリジナル版のほか、玉をはね返してくれる「相棒」が登場する新モードを追加。どちらが最後まで生き残れるかを競う、対戦形式の2人プレイも用意する。
【将棋Ⅱ】
通常の将棋の駒だけでなく、おかしな動きをする駒が混じった将棋風ゲーム。盤外に飛び出して相手の持ち駒を取ったり、相手の棋士を直接討ち取って勝ったりするなど、将棋の常識を超えたルールが存在する。1人用はCOMの棋士を次々に勝ち抜いていくステージクリア制で、2人用はプレイヤー同士が対戦する。
【音声衰弱】
同じ絵をそろえるのではなく、同じ「音」をそろえる神経衰弱ゲーム。カードをめくると、出資者から集められたセリフや音、野田クリスタルによる変わったボイスなど、さまざまな音が流れる。1人プレイは、制限時間内にすべてのカードをペアにするステージクリア制で、2人プレイは、たくさんのペアをそろえたほうが勝つ対戦形式だ。
【ボタン遠すぎじゃない!? 早押しクイズ】
解答席をスタートして、巨大迷路の中の早押しボタンを目指すクイズゲーム。画面の下を流れていくクイズの問題文を読みながら、迷路内のキャラクターを動かす。1人用はCOMを対戦相手に何問連続で正解できるかに挑戦。2人用は先に3問正解したほうが勝利するルールだ。
【新・干支レース】
「新しい十二支」の座を目指し、大勢のペットたちが競走するゲーム。操作はジャンプのみで、障害物やほかの動物たちを踏み台にしながら進む。動物のアニメーションはなく、写真のまま、飛んだり転がったりしながら、コミカルに進んでいく。
また、4月28日には発売直前イベント「第0回スーパー野田ゲーPARTY eスポーツ大会」を開催。野田クリスタル、おたけ(ジャングルポケット)、デッカチャンなどが出演する。時間は16時10分開場、16時30分開演、17時30分終演予定。会場はヨシモト∞ホール。チケットの価格は全席自由で前売1,500円。