Googleは14日、Google Cloudのノーコード開発プラットフォームAppSheetにおいて、ビジネスシーンでの活用を意図して改良を加えたエクステンション「AppSheet Automation」がGA(Generally Available)に到達したことを公式ブログで発表した。

クラウド上でデータをまとめ、ノーコードで簡易なアプリを作成。スマートフォンへの配置までを迅速に行えるAppSheetは、昨年Googleに買収されており、Google Cloudプラットフォームで利用できるようになっている。昨年秋にはワークフローの自動化を進める「AppSheet Automation」のベータ募集を公式ブログで発表していたが、今回これがGAに到達。ボットやイベント、タスクなどスムーズな自動化を実行できるコンポーネントやデータソースが拡充されており、Salesforceなどビジネスシーンで活用されるデータをもとにアプリを作成し、チームのスマホにデプロイするといったことが行える。アプリの配布人員やセキュリティなど機能によりいくつかのグレードが用意されているが、試用期間中は無料で試せる。

  • AppSheetの実行画面。Automationメニューが設置されており、イベントトリガー機能を追加するボットなど、より手軽にアプリを構築できる

    AppSheetの実行画面。Automationメニューが設置されており、イベントトリガー機能を追加するボットなど、より簡易にアプリを構築できる