住友電工情報システムは8日、同社のローコードプラットフォーム「楽々Framework3」の最新版となる「楽々Framework3 Ver.2.9」の販売を開始した。

「楽々Framework3」公式Webサイト

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新バージョンとなるVer.2.9ではスマートフォンアプリに対応、AndroidとiOSアプリをノーコーディングやローコードで開発できるほか、Microsoft 365とのデータ連携を実現している。また、グループやユーザー情報などのマスター情報を参照し、メニューやプログラムの権限を設定できる「組織・権限管理ライセンス」がオプションで提供される。

「楽々Framework3」は、集計プログラムやWebアプリケーションから基幹システムの構築のような複雑なシステムまでビジュアルインタフェースで組み立られるローコードプラットフォームで、同社システムの構築にも活用されている。動作環境は、サーバーOSにWindows Server / Linux(RedHat Enterprise Linux/SUSE Linux Enterprise Server) / Solaris / AIX / z/Linux / i5/OS。アプリケーションサーバにWebSphere / Oracle WebLogic Server / Interstage / Cosminexus / WebOTX / Tomcat。データベースにはOracle / DB2 / PostgreSQL / MySQL / SQL Server /SAP HANAと幅広く対応している。