3月23日早朝から発生している、Androidアプリが一部の環境で強制終了する問題について、GoogleはAndroidのWebView機能の不具合が原因であるとコメントした。WebViewの問題は修正されており、アプリが起動しないなどの影響が出ているユーザーは、Google Play経由でWebViewアプリおよび、Google Chromeアプリを更新することで解消するとしている。
AndroidのWebViewアプリは、Android端末にプリインストールされているシステムコンポーネントの1つ。AndroidアプリでWebコンテンツを表示するときに使われるもので、サードパーティアプリがブラウザを使わずWebコンテンツを表示できるようにしている。3月23日時点の最新バージョンは89.0.4389.105。
Googleサービスのパフォーマンス情報を確認できる「Google Workspace ステータス ダッシュボード」では、15時18分頃に障害情報が更新され、Gmailアプリの障害が解消されたと案内された。こちらでも、AndroidのWebViewアプリとChromeアプリを更新することで、一連の問題が解消するとしている。
Android アプリが一部のユーザーで強制終了する問題を修正しました。不具合が解消しない場合は、Google Play ストアから Android システムの WebView と Google Chrome をアップデートしてください。ご迷惑をおかけした皆さまにお詫び申し上げます。https://t.co/IYtyEr5FC8https://t.co/JyU6EsGNSz
— Google Japan (@googlejapan) March 23, 2021