ローランドは、BOSSブランドより、エレクトリックギター演奏時のギターアンプのサウンドを理想的な環境でモニタリングできるようにする堅牢で安定性に優れたアンプ用スタンド「BAS-1」を、2021年4月17日に発売する。市場想定価格は8,500円前後となる模様。
今回発売となる「BAS-1」は、ギターアンプ用スタンドである。リハーサルスタジオやステージで、一般的にギターアンプは床面に設置されるケースが多いが、接地面の影響や、プレイヤーの耳とアンプ(スピーカー)との高低差により低音の聴こえ方が変化するため、プレイヤーの耳に届く音が、実際に鳴っているサウンドとは異なっている場合がある。そのような場合、ギターアンプを「BAS-1」のようなアンプスタンドに設置し、音がプレイヤーに届きやすいよう角度をつけてセッティングすることで、サウンドを正確にモニタリングすることが可能となる。
「BAS-1」は、アンプの背面を支えるパイプの幅が左右5段階で調節可能に設計されており、1台でさまざまなサイズのコンボアンプで利用できる。
また、前面側の両足部にあるアジャスターを調整することにより、完全にフラットではない床面においても凹凸を緩和し、安定感を高められるようになっている。アンプとの接地面にはクッションパッドを採用しており、アンプ背面を傷つけることなく不要な振動を抑えられる。あわせて、堅牢生も実現した。
外形寸法は、使用時でW486-694×H520-445×D340-445mm。折りたたみ時はW490×H135×D565mm。質量は4.1kgで、許容質量は最大21kg。対応するローランド/BOSSのアンプはBlues Cube Artist、Blues Cube Stage、Blues Cube Artist 212、Blues Cube Hot、JC-22、JC-40(以上、ローランド)、KATANA-50、KATANA-100、KATANA-100/212、MkIIモデル含むKATANA-Artist、Nextone Special、Nextone Artist、Nextone Stage(以上、BOSS)となっている。