NHKは、企業の黒歴史(=苦労の歴史)を講談師・神田伯山が語る、異色の経済番組「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」をBSプレミアムで放送する。3月19日放送回(午後11時15分〜)のテーマは、おもちゃメーカー・バンダイが1996年に発売するも“世界一売れなかった”というゲーム機「ピピンアットマーク」。
1990年代、PlayStationやセガサターンがしのぎを削るゲーム市場に挑んだバンダイ。当時、バンダイ・デジタル・エンタテインメントとアップルコンピュータが組んで開発した「ピピンアットマーク」だが失敗に終わり、270億円の損失を招く結果に。番組ではこの“黒歴史”をガンプラのコマ撮り映像による再現VTRなどで笑いに昇華しつつ、教訓をあぶり出すという。