ヤフーは3月8日、「Yahoo!メール」アプリ(iOS版、Android版)に関して、メールによるなりすまし被害を防ぐため、なりすまし対策がされている安全なメールに色が付く「ブランドカラー」機能の提供を開始した。
同機能は、「Yahoo!メール」が送信ドメイン認証を確認した一部のドメインから受信したメールの送信者アイコンに色が付くもの。これによりユーザーは、「ブランドカラー」に対応したドメインからのメールを安心して開封し、確認できるとしている。
なお、送信者アイコンに色が付くのは、SPF認証もしくはDKIM認証という送信ドメイン認証技術を導入している約50の企業ドメインで、順次拡大予定だという。
また、ユーザーが受信したメールのSPFやDKIM、DMARCの認証情報を簡単に確認できる機能の提供をあわせて開始する。同機能によりユーザーは、受信したメールが正しく認証されたかどうかを確認できる。正しい認証が確認できない場合、注意をうながすメッセージが表示されるという。