ヤフーは、新型コロナウイルス感染症への正しい理解と対策を啓発することを目的としたバナー広告を、Yahoo! JAPANのトップページの広告枠に掲出。無作為に抽出した0.3%のユーザーが見られるよう配信する。期間は2月24日から2月28日まで。

  • ヤフー、“コロナ慣れ”対策で「0.3%の人にしかでない広告」掲出。2月28日まで

バナー広告は、「これは0.3%の人にしかでない広告です」などのメッセージとともに、iOS/Android用「Yahoo! JAPAN」アプリと、ブラウザ版Yahoo! JAPAN(PC/スマートフォン版)のトップページの広告枠「Yahoo! JAPANブランドパネル」に掲出。クリックすると、Yahoo! JAPANが提供する「新型コロナウイルス感染症まとめ」ページなどが紹介されている特設ページに遷移する。

この広告はターゲティングを実施せず、無作為に0.3%のユーザーに対して掲出する。なお、0.3%という数字は、日本の総人口に対する新型コロナウイルス累計感染者数の割合と同じだ(厚生労働省が発表している2021年2月21日時点の陽性者数42万3,382人を、2021年1月1日時点の日本の総人口1億2,557万人で割って算出した数値)。

2月24時点で、緊急事態宣言が10都府県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)を対象に発出されている。国内の新型コロナウイルスの累計感染者数は40万人を超え、不要不急の外出を控えるなどの対策が引き続き求められている。

「Yahoo!ニュース みんなの意見」によれば、90%以上のユーザーが“コロナ慣れ”を「感じる」または「やや感じる」と回答。ヤフーは、このように危機感が薄れてきている状況下において、「不要不急の外出をしていないか」、「大人数で会食をしていないか」など、新型コロナウイルス感染症についてユーザーが改めて正しく理解し、対策について考えるきっかけを提供することを目的としてこの取り組みを実施する。