NTTドコモは2020年12月18日、2021年4月1日より提供される3つの料金プランを発表しました。
中でも注目されるのは、大容量プランの見直しを図った「5Gギガホ プレミア」と「ギガホ プレミア」。ですが、従来の「5Gギガホ」「ギガホ」、そして話題の「ahamo」と比べて、一体どのような違いがあるのでしょうか。
キャンペーンの通信量が正式に、使わない時の値引きも
月額2,980円で20GBのデータ通信が利用できる「ahamo」が大きな話題となったNTTドコモですが、2020年12月中に既存プランの見直しをすることも発表していました。その見直し策の1つとなるのが、2020年12月18日に発表された「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」の2つの料金プランです。
これはいずれも、同社の大容量プランである4G向けの「ギガホ」と、5G向けの「5Gギガホ」を見直して新たに提供されるもの。提供時期は2021年4月1日からとされています。
両プランとも基本的なコンセプトは従来のギガホなどと同じなのですが、大きく違っているのが高速データ通信量です。ギガホは高速データ通信量が30GBで、「ギガホ増量キャンペーン2」により現在は60GBに増量、5Gギガホは高速データ通信量100GBで、「データ量無制限キャンペーン」により現在はデータ通信量が無制限となっています。
ですが5Gギガホ プレミアとギガホ プレミアは、共にキャンペーン適用時の通信量が正式な通信量となります。それゆえ5Gギガホ プレミアはデータ通信が使い放題で、テザリングでの通信量も使い放題となるようです。
ただし「パケットパック海外オプション」、つまり海外でデータ通信をする際の通信料上限は30GBに制限されるほか、国内通信でも「特定のコンテンツやアプリでの大量のデータ通信などにより、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合」は通信速度制限がなされるようです。もっともスマートフォンで動画を見るなど、一般的な使い方であれば速度制限がかかる可能性は低いでしょう。
そしてもう1つ、大きく違っているのが料金です。