米NVIDIAは12月15日、同社グラフィックスカード製品向けに「GeForce Game Ready Driver 460.89」の提供を開始し、グラフィックスAPI「Vulkan」でのリアルタイムレイトレーシングに正式対応した。1997年のFPSゲーム「Quake II」で同機能を体験できるデモが配布されており、NVIDIA特設ページからダウンロードできる。

  • NVIDIA、1997年のFPSゲーム「Quake II」でレイトレに対応するドライバー提供開始

    3ステージ遊べるデモが公開中

レイトレーシングは光や影、水面などの忠実度を高めて描画する機能。デモでは開始から3ステージをプレイでき、敵のStroggと戦うことができる。また、NVIDIAは「Quake II RTX」で高度なリアルタイムレイトレーシングがどのように用いられているかについて解説する動画を公開中。「今までにない 1997 年の『Quake II』の体験に備えましょう」としている。

『Quake II』のレイトレーシング - 1997 年の名作をリマスターして蘇らせる - 技術解説 (字幕付き)