◆Borderlands 3(グラフ27~33)

Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/

  • グラフ27

  • グラフ28

  • グラフ29

ここからはGame Benchmarkを。平均/最大/最小フレームレート(グラフ27~29)で見ると、Radeon RX 6900 XTはGeForce RTX 3090を上回るスコアを出しているのは流石。ただRadeon RX 6800 XTとの差が、Radeon RX 6800 XTとRadeon RX 6800の差ほどにはない、というあたりが価格性能比で考えると厳しい部分ではある。

  • グラフ30

  • グラフ31

  • グラフ32

  • グラフ33

フレームレート変動(グラフ30~33)で見ると、2KではRadeon RX 6900 XTは他と明確に性能差があるが、4Kあたりになると大分GeForce RTX 3090とかRadeon RX 6800 XTとの差がなくなってくるのはまぁ仕方ないのだろうが。

◆Dirt 5(グラフ34~40)

Dirt 5
Codemasters
https://dirtgame.com/dirt5

  • グラフ34

  • グラフ35

  • グラフ36

Borderlands 3同様にRadeon RX 6000系が得意なゲームがこちら。平均フレームレート(グラフ34)を見ると、GeForce RTX 3090はRadeon RX 6800 XTにすら及ばない(というかRadeon RX 6800並)、という凄まじさではあるのだが、その一方でRadeon RX 6900 XTとRadeon RX 6800 XTがあまり性能差が無いのが気になるところだ。

  • グラフ37

  • グラフ38

  • グラフ39

  • グラフ40

これはフレームレート変動からも明白で、2K(グラフ37)だと90秒あたりまではそれでもまだ性能差があるのだが、それを過ぎた先ではあまり明確な性能差があるとは言いにくい。2.5K(グラフ38)では、かなりグラフが重なってきており、性能差が出る場所と出ない場所が明白になってきている。この傾向は3K/4K(グラフ39・40)でも同じで、もう少し性能差があってもいいのに、と思わなくもない。一方GeForce RTX 3090は概ねRadeon RX 6800といい勝負といったところで、価格や消費電力を考えるとRadeon RX 6800のコストパフォーマンスの高さが光る結果になってしまった。

◆F1 2020(グラフ41~47)

F1 2020
Codemasters
http://www.codemasters.com/game/f1-2020/

  • グラフ41

  • グラフ42

  • グラフ43

前回もちょっと書いたが、結果がちょっとインフレ気味過ぎる。平均フレームレート(グラフ41)を見るとRadeon RX 6900 XTは2Kで300fpsに近いところまで性能を引き上げている。4Kですら136fpsだから、もう明らかに負荷が足りない。GeForce RTX 3090は、4Kになると同等だが、2KとかだとRadeon RX 6800 XTにも負けている感じで、ちょっとこれは意外であった。CPUがボトルネック、という訳ではなくもうゲームエンジンとの相性、という感じであるが。

  • グラフ44

  • グラフ45

  • グラフ46

  • グラフ47

フレームレート変動(グラフ44~47)を見ると、次第にRadeon RX 6900 XTとGeForce RTX 3090の差が縮まってゆくのが判る。それはいいのだが、気になるのはRadeon RX 6800 XTとの差である。勿論4Kで言えば平均フレームレートで10fps程度の差があるから、これは無視できないのだが、逆に言うと10fpsしか差が無い(ちなみにGeForce RTX 3090とGeForce RTX 3080の間には20fpsの差がある)のが、コストパフォーマンス的に微妙な感じである。

◆FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク Version 1.2(グラフ48~54)

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク Version 1.2
SQUARE ENIX
http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/

今回グラフを見て思ったのだが、このベンチマークのスコアは、平均フレームレートを100倍にしたものにかなり近い感じだ。一つの目安にはなりそうである(つまりスコアを100で割れば平均フレームレートが出てくる)。

  • グラフ48

  • グラフ49

  • グラフ50

  • グラフ51

それはともかくとして、まずScore(グラフ48)を見るとGeForce RTX 3090の性能がとびぬけているのが判る。勿論Radeon RX 6900 XTも健闘しているが、一歩及ばない感じだ。

  • グラフ52

  • グラフ53

  • グラフ54

これはフレームレート変動(グラフ52~54)を見ても明らかで、実際変動を見るとRadeon RX 6800 XTとRadeon RX 6900 XT、GeForce RTX 3080の3つが一塊になっている感じである。GeForce RTX 3080はともかくとして、Radeon RX 6800 XTと大差ない、というのはRadeon RX 6900 XTの立場がやや微妙に感じざるを得ない。

◆Horizon Zero Dawn(グラフ55~61)

Horizon Zero Dawn
SIE
https://www.jp.playstation.com/games/horizon-zero-dawn/

  • グラフ55

  • グラフ56

  • グラフ57

平均フレームレート(グラフ55)を2Kで見た時と4Kで見た時で傾向がまるっきり変わるのが面白いところ。2KだとRadeon RX 6800 XTとRadeon RX 6890 XTが最高速で、GeForce RTX 3090はGeForce RTX 3080と大差ないあたりなのに、4KになるとそのGeForce RTX 3090がRadeon RX 6900 XTを上回る性能を出しているあたり、解像度が低い時にNVIDIA系は何かボトルネックがある様に思えるが、それが何かは見当が付かない。

  • グラフ58

  • グラフ59

  • グラフ60

  • グラフ61

最大/最小フレームレート(グラフ56・57)は役に立たないのでフレームレート変動(グラフ58~61)を見ると、GeForce RTX 3090は3KあたりでRadeon RX 6900 XTと並び、4Kで追い越しているという感じである。もっとも追い越しているとは言え、10fps未満の差であるから、大きな性能差があるとは言いにくいところだ。