大きな画面だからできること

2020年モデルの中で、iPhone 12 Pro Maxならではの特徴といえばやはりiPhone史上最大の画面サイズ。ユーザーにとってそれはどんな価値があるのでしょうか。いろいろな使い方を試してみました。

パソコン代わりにビジネスアプリ

プロジェクトのガントチャートでセルの塗りつぶしを更新する作業って面倒ですよね。そんな時にこの大画面が役立ちます。アプリですぐドキュメントにアクセスできるし、気付いた時に隙間時間で処理できるから、後回しにして忘れてしまうことを防げます。

  • Word、ExcelやGoogleスプレッドシートのちょっとした入力・確認がいつでも。行・列を広く見渡せ、拡大縮小もスムーズ

  • 「パソコンでないと文章書きづらい病」世代の筆者でも、キーボードを接続すればわりと書けるレベル。資料用のサブディスプレイとしても

iPad代わり…にはならないけれど、メモ程度なら

iPhoneはApple Pencilには対応していませんが、一般的なスタイラス(タッチペン)は使えます。アップデートしたメモの手書きツールで、ちょっとしたメモ書きが捗ります。

  • 図形の補正やカラーパレットなど、iOS 14でスケッチ機能も強化されています

「見る」も「使う」も、画面サイズは情報量

映像編集など操作画面の情報量が多いアプリでは、特に使いやすさを実感。作業の丁寧さに差が出ます。

  • iPhone 12 miniと比較。iMovieの場合、プレビュー画面が大きく表示されるため仕上がりに対して注意できるポイントが増えます

  • 地図系も画面サイズが情報量に直結。テクテクライフの塗りも捗ります

iPhoneで撮ったものをベストな環境で閲覧

画面が大きいだけでなく、高コントラスト・広色域のHDRディスプレイだから、映像の視聴環境としてもハイクオリティです。オーディオ性能もドルビーアトモス対応で、本体だけで十分に映画を楽しめます。

また、単純にiPhoneで撮影した写真や動画を見るための画面としても最適。サイズだけでなく、HDRに対応した輝度や色域があるから、撮影したままの鮮やかさが表現できます。

  • 撮影した時の鮮やかさをそのまま再現。細部まで見え、1画面の情報量も多い、見るためのデバイスでもあります

手にして使ってみると、自分が持っていた"iPhone"の概念に照らしていろいろやりすぎな部分があって、そこが「Pro」で「Max」たるゆえんであろう思っていました。でも、これだけのスペックがあればタブレットやPCの役割までそこそこカバーすることができます。

プロのためのiPhoneというより、むしろこれだけで何でも済ませてしまう「iPhoneのプロ」を可能にする端末と言えるのではないでしょうか。5G通信の普及でこの先ますますできることが増えていくでしょう。今後もiPhoneの概念を何度でも塗り替えられるよう、心の準備をしておく必要がありそうです。