LINEは11月12日、ギグワーク市場(単発雇用サービス)への参入を決定し、企業とユーザーの「スキマ」時間をマッチングする求人サービス「LINEスキマニ」を2021年2月24日より提供開始すると発表した。

まずは、一定数の企業との運用を2021年2月24日よりソフトローンチとして開始し、ユーザーと企業の「評価データによるマッチング」などの機能を実装し、2022年春の本格提供開始を目指す。

同社は月間利用者数8,600万人が利用するLINE上で人材を探すことが出来るプラットフォーマーとしての強みを生かし、全国どこでも募集が出せる・働き先が見つかるサービスを目指す。求職者は「LINEスキマニ」の公式アカウントを友だち登録するだけで、別のアプリをダウンロードすることなく、LINEアプリ上で求人を探すことができる。

LINEスキマニでは「職務経歴」「勤務評価」「勤務状況」を蓄積することで、これまで解決できなかった「質の担保」を実現し、高い能力を持ったユーザーにはより良い条件の求人をマッチできるサービスを目指す(同機能は2022年春頃の実装予定)。

加えて、同社が求人の募集から、マッチング、採用、勤怠管理、給与の支払いまでを代行して行い、ワンストップサービスを実現。求人への応募から、勤務を開始出来る最短時間は4時間を予定しており、「ちょっと空いている時間に働きたい」と思ったユーザーと、突発的に忙しくなった企業の機会損失を防ぐ。

  • 「LINEスキマニ」は求人の募集から、マッチング、採用、勤怠管理、給与の支払いまで代行する