Googleは2020年10月30日、世界80カ国の美術館・博物館の写真を公開している「Google Arts & Culture」に、新しいWebコンテンツして「首里城復興」を追加した。

  • Google Arts & Cultureの新コンテンツ「首里城復興」

    Google Arts & Cultureの新コンテンツ「首里城復興」

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録され、沖縄の代表的な観光地でもある首里城は、正殿を含む8棟を2019年10月31日の火災によって焼失した。Googleは今回、第7回世界遺産サミットの開催にあわせて、沖縄県の協力を受けつつ、Google Arts & Culture上で首里城の歴史や復興の過程をたどる「首里城復興」を公開した。

消失前の写真からその歴史をたどる「在りし日の首里城」や、国内外の有志が提供した80,000枚以上の写真を元に構築した首里城の3D復元モデルを紹介する「記憶をつなぐ―思い出の写真から復元した首里城」など、8つのオンライン展示を掲載。首里城について多面的に知ることができる。

  • 消失前の首里城正殿

    消失前の首里城正殿
    (C)Google

  • 消失した当日の航空写真

    消失した当日の航空写真 (C)Google

  • 国内外から集まった8万枚以上の写真データから、正殿など焼失した建物の3Dモデルを復元した

    国内外から集まった80,000枚以上の写真データから、正殿など焼失した建物の3Dモデルを構築
    (C)Google

首里城復興のコンテンツは、「Google Arts & Culture」のWebサイトか、iOS/Androidアプリ「Google Arts & Culture」から無料で閲覧できる。