Googleは10月2日(米国時間)、「G Suite Updates Blog: Create and view tasks in the Google Calendar mobile apps」において、Android版およびiOS版のGoogleカレンダーアプリにタスク機能を統合したと発表した。デスクトップ版のGoogleカレンダーでは従来よりタスク管理機能が統合されていたが、モバイル版にはタスク管理機能がなく、代わりにGoogle Todoという独立したタスク管理アプリが提供されていた。

最新のAndroid版/iOS版Googleカレンダーアプリでは、カレンダー内に既存のタスクを表示したり、直接新しいタスクを作成したりできるようになったとのこと。日付を指定してタスクを追加すると、タスクはカレンダーの中に表示されたままになり、タスクを実行するための時間が割り当てられる。追加されたタスクは、スケジュールと同様にデスクトップ版とモバイル版の間で自動的に同期されるため、デバイス間で2重管理になる心配はない。

  • タスク機能を統合したGoogleカレンダー − 資料:G Suite Update

    タスク機能を統合したGoogleカレンダー 資料:G Suite Update

タスク機能を統合したGoogleカレンダーは、2020年10月2日よりGSuiteのすべての顧客およびGoogleアカウントを持つすべてのユーザに対して段階的に展開していくとのこと。ただし、ロールアウトには最大2週間程度かかる可能性があるとのことだ。