アマゾンジャパンは10月1日、偽造品の撲滅を目的とした「Transparencyプログラム」を日本国内で開始した。既に世界9カ国で実施されており、これまで10,000を超えるブランドを保護して500,000を超える偽造品の発送を阻止したという。

  • Amazon、商品の透明性を高める「Transparencyプログラム」

Transparencyプログラムは、Amazonでの購入を常に正規品に保つための施策。製造されるすべての商品に固有のコードを付与し、正規品と偽造品を識別する。顧客はコードをスキャンすることで、購入した場所に関わらず商品が正規品かどうかを確認できる。

この他にも、Amazonでは顧客が確実に新製品を受け取るための施策を展開中。新しい取り組みとして犯罪者に法的責任を追求する「偽造品犯罪対策チーム(Amazon Counterfeit Crime Unit、ACCU)」を設立した他、ブランドオーナー側で偽造品をなくすための取り組みを行えるようにする「Project Zero」も実施している。