GoogleのG Suiteチームは10月1日(米国時間)、公式ブログ「G Suite Update」の「G Suite Updates Blog: Increase engagement with Q&A and polls in Google Meet」において、Google Meetに投票機能とQ&A機能の2つを追加する予定だと発表した。この2つの機能はGoogleが同9月に発表したロードマップに含まれていたもので、2020年10月8日より段階的にロールアウトを開始するという。

投票機能は、会議の内容について多数決を取ったり、参加者の理解度を確認したりするのに役立つ。モデレータはあらかじめ自分だけが閲覧できる状態で複数の質問を用意しておき、会議の進行に合わせて好きなタイミングで投票を開始できる。投票の結果は即座に集計されて会議の主催者に提示される。モデレータはその結果を参加者に共有することもできる。

  • Google Meetの投票機能 - 資料: G Suite Updatesより

    Google Meetの投票機能 資料: G Suite Updates

Q&A機能は、会議の主催者やモデレータに対して参加者が簡単に質問を投げかけることを可能にするもの。会議に対してこの機能を有効にしておくと、参加者は主催者やモデレータに対して質問を投稿したり、他の参加者の質問に対して賛成票を投じたりすることができるようになる。

  • Google MeetのQ&A機能 - 資料: G Suite Updatesより

    Google MeetのQ&A機能 - 資料: G Suite Updatesより

この2つの機能は、G Suiteの次のプランのユーザーに対して提供される。

  • G Suite Essentials
  • G Suite Business
  • G Suite Enterprise
  • G Suite Enterprise forEducation

残念ながら、G Suite Basic、G Suite for Education、G Suite forNonprofitsの各プランでは利用できないとのこと。