任天堂が1980年に発売した「ゲーム&ウオッチ」が、35周年を迎えた『スーパーマリオブラザーズ』とのコラボレーションで復活。スーパーマリオ仕様の「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」を11月13日に発売する。価格は税別4,980円。2021年3月末までの期間限定販売で、「My Nintendo Store」にて予約受付を開始した。
1980年に登場した「ゲーム&ウオッチ」に、マリオバージョンが新登場。『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』、『ボール』が遊べるほか、ボタンひとつで「マリオ時計」に早変わり。『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』は11月13日発売。#スーパーマリオ35周年 pic.twitter.com/cTAI9B40Af
— スーパーマリオブラザーズ35周年 (@supermario35th) September 3, 2020
2.36型のフルカラー液晶とスピーカーを搭載した携帯型ゲーム機で、当時は実現できなかった8bitのゲームを実行可能。ファミコン用ソフトとして発売した『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』を収録しており、A・Bボタンや十字ボタンで快適にスーパーマリオを遊べるという。
また、タイトル画面で”とあること”をすると、マリオが何回ミスをしてもゲームオーバーにならないモードに変化。「難しいコースでもマリオの残り数を気にせず、当時のゲーム&ウオッチのように何度でも気軽にチャレンジできる」とする。
ゲーム&ウオッチの初代タイトルである『ボール』も収録。キャラクターがマリオになった特別バージョンを遊ぶことができる。さらに、「とある方法で、ルイージも選べるようになる」とのことだ。
このほか、マリオデザインのデジタル時計機能も備えており、特定の時間帯などの条件に合わせて35種類の小さなイベントが発生するという。
内蔵リチウムイオンバッテリーで約8時間動作する。USB Type-C端子を備え、別売の「ニンテンドーUSB ACアダプター」で充電でき、充電時間は約3時間。本体サイズは67×112×12.5mm(縦×横×厚さ)、重さは約68g。USB充電ケーブルなどが付属する。
なお、任天堂は9月3日夜に「スーパーマリオブラザーズ35周年Direct」をYouTubeにて公開し、あわせて「スーパーマリオブラザーズ35周年」公式サイトも公開。35年の歴史を振り返る「マリオヒストリー」や、各種キャンペーンの情報を紹介している。思い出のマリオタイトルを選択すると、サイトのデザインや音楽が変化する仕掛けも備えているという。