ヤマハは8月27日、サウンドバー「SR-C20A」を発表した。9月下旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は19,800円前後(税別)。

  • コンパクトサウンドバー「SR-C20A」

同社製としては最小となる横幅60cmのコンパクトサウンドバー。テレビの前に置いてもじゃまにならない高さで、手軽に設置できる。4.6cmフルレンジスピーカー×2基、7.5cmサブウーファー×1基、パッシブラジエーター×2基を内蔵し、サブウーファーとパッシブラジエーターにはウェーブガイドを採用。実用最大出力は、フロントL/Rが20W×2、サブウーファーが30W。

  • 設置イメージ

機能面では、ニュースやスポーツ中継のアナウンスなどを聴きやすくする「クリアボイス」機能と、低音を増強する「バスエクステンション」機能を搭載。独自のチューニングによってサラウンド効果も高めている。デコーダー機能は、PCM(ステレオ)、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC(5.1chまで)。

スマートフォンとも連携し、専用アプリ「Sound Bar Remote」を使用。スマートフォンとBluetooth 5.0で接続して、スマートフォン側に保存した音楽を再生できる。2台までのマルチポイント接続対応で、デバイスを切り替えながら使用可能。Sound Bar Remoteアプリからは、電源のオンオフ、音量調整、入力切替えといった操作を行える。BluetoothプロファイルはA2DP、コーデックはSBCとAACをサポート。プリセットのサウンドプログラムは、ステレオ、スタンダード、映画、ゲームの4種類を収録している。

  • 前面と上面

  • 背面のインタフェース類

本体はファブリックカバーの採用で耐久性を高め、光沢ある質感で上質さを持たせた。タッチセンサー式の操作ボタン類は天面にまとめられている。インタフェースは入力用に光デジタル×2系統、3.5mmステレオミニジャック×1系統。出力用にHDMI×1系統(ARC対応)。HDMI接続しているテレビやレコーダーとの電源連動機能も備える。本体サイズはW600×D94×H64mm、重さは1.8kg。