携帯型の音声翻訳機などを手掛けるさくらネットは8月5日、音声を用いた文字入力などが行える多機能ワイヤレスマウス「Mayumiスマートマウス」を発表した。直販サイトでの価格は税込み9,800円。

  • 音声による文字入力や翻訳ができる異色のワイヤレスマウス「Mayumiスマートマウス」

マウスのボタンを押しながら話すことで、音声タイピング、音声翻訳タイピング、音声Web検索が可能なワイヤレスマウス。音声タイピングは、ワードやメッセンジャーツールなどに音声で文字入力を行う機能で、キーボードでの入力が苦手な場合に役立つ。

  • マウスのボタンを押すことで、さまざまな機能が呼び出せる。マウス自体はUSBで充電できる

音声翻訳タイピングは、音声入力した内容を翻訳してタイピングする機能。音声認識率は98%で、対応言語は112カ国。海外の人にメールを送ったりチャットするときなどに使える。音声Web検索は、音声でWeb検索を行う機能。

  • 翻訳はクラウド上の翻訳エンジンやAIを利用する仕組み

そのほかにも、Webサイトやワード文書上の単語やテキストを指定して翻訳する「範囲指定翻訳」や、コマンド音声を登録してよく使うアプリやファイルなどを音声で呼び出す「カスタムコマンド」といった機能も搭載する。

マウスとしての機能は、USBレシーバー(2.4GHz帯)を使用するワイヤレスマウスで、解像度は1,000dpiの6ボタン仕様。本体にバッテリーを内蔵し、約32時間動作する。本体サイズはW111.2×D63.1×H26.2mm、重さは約90.6g(バッテリー含む)。対応OSはWindows 7以降、Mac OS 10.15以降。