西鉄グループとYE DIGITALは7月6日、北九州市内の主要交通結節点である黒崎バスセンターにおいて、AiCTが展開する無人クリーニングサービス「LAGOO(ラグー)」のロッカーと一体となったスマートバス停の実証実験を2020年7月7日より開始すると発表した。

  • クリーニング対応ロッカー一体型スマートバス停

「LAGOO」は、専用のスマートフォンアプリと連動するロッカーを活用し、受付から受け取りまでを完全非対面・キャッシュレスで利用できるクリーニングサービス。

西鉄エム・テックとYE DIGITALが共同開発したスマートバス停は、液晶パネルや電子ペーパーなどにリアルタイムに情報を表示できるバス停。時刻表、系統図、運賃量をはじめ、バス接近情報や災害時の緊急案内、広告などをクラウドから配信し、現在の時刻表を大きく表示したり、多言語を交互に表示したりすることなどが可能だ。

今回、「LAGOO」のロッカーとスマートバス停とを一体化し、黒崎バスセンターに設置することで、利用者が通勤通学・おでかけの動線上で、都合のいい時間にクリーニングサービスを活用できる環境を整えるとのこと。

同実証実験の期間は、20207月7日~約6カ月間を予定している。