ローソンは6月30日、国家戦略特別区域計画の特定事業として認定を受けた東京ポートシティ竹芝に、商品をバックヤードから商品棚への陳列業務を行う遠隔操作型のヒューマノイドロボットを導入した店舗「ローソンModel Ｔ 東京ポートシティ竹芝店」を年9月にオープンすると発表した。

導入されるロボットは、Telexistenceが開発したもの。ロボットによる店舗業務の省力化と品出し精度を検証するため、同社の子会社が直接加盟店オーナーとして店舗を運営する。

  • 「ローソンModel Ｔ 東京ポートシティ竹芝店」

ロボットが行う業務は、おにぎりや弁当、パスタなど食事系商品、チルド飲料、日配食品などの要冷商品およびソフトドリンク、お酒などの飲料・酒類の品出し。

導入後一定期間は人間による遠隔操作で品出しを行い、最終的には自律的にロボットを制御することに移行する。その後、店内すべての商品の品出しも目指している。また、品出し業務のほか、ロボットによるフライドフーズの作成・陳列も検討していく。