ソースネクストは6月8日、プロ向けの用途にも使えるアニメーション作成ソフトの最新版「Moho Pro 13」を発表し、同社サイト上で販売を開始した。価格は9,980円(税別)。

  • 手持ちの静止画を自由に動かせる

「Moho Pro 13」は、描画ツールや付属の素材、手持ちの静止画を使ってアニメーションを作成できるソフト。アニメ制作に必要な作画、着色、アニメーション設定、出力といったすべての作業が、これ1本で行える。

最新版のバージョン13では、フレームごとに使えるビットマップツールが新たに搭載された。ビットマップツール(描画ツール)を画像ベースのフレームとレイヤーと組み合わせて、アニメーションを直接作成できる。同機能でストーリーボードを作成することで、ワークフローをスピードアップできるという。

  • Photoshop形式を読み込める

また、カスタムブラシの作成機能が追加され、希望するスタイルをアニメーションに適用できるようになった。作成したブラシ設定は簡単に出力や読み込みができるので、他のユーザーやデバイス間で共有して使えるということだ。さらに、アクションを網羅的に制御できる新しいアクション・ウィンドウが新たに搭載された。

このほか、フリーハンド描画ツール、ブラシツールを使用したキャラクター作成、3Dオブジェクト 光源操作のサポート、3Dオブジェクト マテリアル・プロパティのサポートといった強化機能もなされている。

対応OSは、Windows 10 64bit、macOS High Sierra(10.13)、macOS Mojave(10.14)。

 

Introducing Moho 13 Animation Software