アイ・オー・データ機器は6月3日、2台のHDDを内蔵する2ドライブNAS「HDL2-TA」シリーズを発表した。2TB / 4TB / 6TB / 8TBの4モデルを用意。6月下旬に発売する。価格(税別)は、2TBが28,800円、4TBが34,400円、6TBが42,200円、8TBが56,800円。

  • 2ドライブNAS「HDL2-TA」シリーズ

導入時の設定などを簡素化し、PCではアプリ「LAN DISK CONNECT」を、スマートフォンではアプリ「Remote Link Files」を使うことで、簡単に初期設定が行える。外出先からのファイルアクセスにも、これらアプリを使う。自分専用のフォルダを作り、誰からも見られない保存スペースを作れる「じぶんフォルダー」機能がある。

本体はファンレス設計となっており、標準で内蔵されているHDDの交換にも対応。交換用の対応HDDは、アイ・オー・データのWebサイトで後日公開の予定。容量の上限は4TB×2台となる。

  • 背面

  • 内部

転送速度は、リード最大約86MB/s、ライト最大約71MB/s。動作モードは、HDD×2台の容量をそのまま使うストライピングモード(RAID 0)と、2台のHDDに同じファイルを書き込み、どちらかのHDDが故障してもデータを失わない拡張ボリュームモード(RAID 1)を用意。ファイルサーバー機能は、Microsoftネットワーク共有、AppleShareネットワーク共有、メディアサーバー、Remote Linkなどに対応。推奨接続台数は8台。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 2.0×1。USB HDDを接続すれば、保存データのバックアップも可能。本体サイズは約W85×D145×H192mm、重さは約1.8~2.1kg。対応OSはWindows 8.1 / 10、macOS 10.12~10.15、Android 5~10、iOS 11~13。