富士通は6月1日、大規模システム開発へのアジャイル適用ニーズに対応するため、米国Scaled Agile, Inc.(以下SAI)と、パートナーシップ契約「Gold Transformation Partner」を締結することで合意したことを発表した。

この契約は、SAIが開発した大規模アジャイル開発のフレームワークであるScaled Agile Framework(以下SAFe)の認定コンサルタントが5名以上在籍し、顧客のビジネス変革に向けてSAFe導入を変革パートナーとして支援できる企業のみが取得できるというのが特徴。

この契約により、SAIのSAFeスペシャリストによるコンサルティングサポートを受けられるため、より高度な導入支援を顧客に提供できるという。

これに基づき、富士通は、これまで培ってきた基幹系システムにおける実践知とSAFeを融合させた、大規模アジャイル適用サービスを顧客向けに提供するという。また、2020年9月よりSAFeの教育プログラムを顧客やパートナー企業へ提供することで、大規模アジャイルの普及を図るとしている。