新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急な外出の自粛が求められる中、大人も子ども運動不足になってしまった人も多いのではないでしょうか。筆者もその1人。絶対的な運動量が不足しているのに加えて、筋力低下などによる体型変化ももちろん気になりますが、この2カ月で肉体的な疲労が少なくなったことによる、不眠や便秘などの体調不良を感じるようになりました。
そこで、自宅に居ながら少しでも運動不足やストレス解消になる方法を模索。子どもと一緒にフィットネスゲームを楽しんだり、運動不足や気分転換を図れるグッズも活用しています。
筆者宅は都内の狭いマンション暮らし。自宅に大型のトレーニング機器を設置するなど夢のまた夢。できるだけジャマにならないアイテムを使っています。
コンパクトなシェイプアップボード
なかでも、マッサージ機やアイテムを多数展開しているアテックスの製品がオススメ。同社は、2009年に発売した「ルルド マッサージクッション」が大ヒットし、その後も10年間で累計1,000万台を販売しました。その「ルルド」ブランドから2019年に発売された「ルルド シェイプアップボード(AX-HXL300)」は、乗るだけで全身に振動を与えて、筋肉やインナーマッスルに負荷をかけてシェイプアップを図るエクササイズボードです。
おおよそ幅42×奥行40×高さ12.5cmという、エクササイズボードとしては極めてコンパクトなサイズながら、振動速度を9段階から選べて、ボードに乗る方向の違いや、付属のパワーベルトの併用によって、全身の筋肉とインナーマッスルを効率よく鍛えられるといいます。開発にあたっては、大阪体育大学体育学部・スポーツ科学研究科の石川昌紀教授が監修しています。
テレビやDVDなどを見ながら、狭い場所でも乗っているだけで筋肉を鍛えられて、10分くらい立っているだけも、トレーニング後はほどよい疲労感があります。価格も39,600円(公式通販価格・税込)と、トレーニング機器としてはリーズナブル。使わないときには立てて収納できるのもありがたいところです。
電気刺激のEMSアイテム
さらにお手軽&リーズナブルなのは、4月10日に発売された「ルルドスタイル EMSシート(AX- KXL5700)」。電気刺激で筋肉を鍛えるコードレスタイプのEMSアイテムです。薄さ1mmのPVCシートに電極があり、シートの上に載せた身体の部位に対して電気の刺激。付属のアトマイザーによって、シートに水を噴きかけるだけで、身体に微弱な電流を伝えます。
設定として、低(30Hz)・中(3,000Hz)・高(10,000Hz)という3つのモード選択と、8段階の強弱調整が可能。筋肉が刺激に慣れてしまわないように、エクササイズできるのも特長です。
足裏をはじめ、腕、太ももなど、いろいろな部位に使えるのもメリット。メーカーの指標によると、筋活動強度は、足裏~ふくらはぎで2.8倍、二の腕~前腕で2.6倍、ふくらはぎで2.0倍、太もも~お尻で1.1倍になるとのこと。
本体サイズは約幅36×長さ34×厚さ2cm、重さは約200g。バンドで丸めて収納・携帯できるのも秀逸です。電源は内蔵バッテリー(リチウムイオン充電池)なので、コードレスで気軽に使えます。5,000円(税別)と、手ごろな価格もうれしいポイントです。
装着しやすいベルト式のEMSアイテム
お腹周りの筋力アップと引き締めには「ルルド シェイプアップベルト(AX-KXL5400bk)」も。装着しやすいベルト式のEMSで、水を身体に吹き付けるだけで通電できます。EMSに加えて、振動・ヒーター機能を組み合わせて、腹部の筋肉を集中的に刺激。シェイプアップを図ります。
上記のEMSシートと同様に、EMSの周波数は3段階から選べて、インナーマッスルまで刺激が届きます。1分間あたり最大3,700回転するモーターによる振動と、お腹周りを温めるヒーターを組み合わせることで、より効果的な引き締めが期待できます。
価格は19,800円(公式通販価格・税込)と、同様の機能を持ったほかの製品と比べてりリーズナブル。同じルルドブランドには、より安価な製品として粘着シートタイプのEMS機器「ルルド シェイプアップリボン」(公式通販価格・税込3,300円)もあり、予算に応じて選べます。
さて、今回ご紹介したのは、コンパクトかつリーズナブルで本格派なフィットネス&エクササイズ製品を展開している、筆者お気に入りの「ルルド」ブランドの一例です。ルルド以外にも、さまざまなメーカーから多様な製品が販売されています。家庭用のマッサージ機やリラクゼーショングッズをうまく活用しながら、ストレスが溜まりがちな引きこもり生活を乗り切っていきたいと思っています。