エミライは、FiiO Electronics製のBluetoothヘッドホンアンプ「BTR3K」を5月22日に発売する。高音質設計を採用し、ステレオミニと2.5mmバランスのヘッドホン出力を備えているのが特徴。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別9,000円前後を見込む。

  • BTR3K

    BTR3K

約58×25×11mm(縦×横×厚さ)、重さ23.5gとコンパクトなBluetoothレシーバー。旭化成エレクトロニクス製DAC+アンプ統合型チップ「AK4377A」を左右独立構成で2基搭載し、独立した2基の水晶発振器によって低ジッター化を徹底するなど、高音質化を図っている。

Bluetooth 5.0に準拠し、クアルコム製Bluetoothチップ「CSR8675」を採用して接続安定性を高めた。コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX Low Latency、LDACをサポートし、RGBインジケーターにより使用中のコーデックを表示。同時に最大2台のデバイスとマルチポイント接続ができる。

  • BTR3K

    イヤホンと組み合わせた利用イメージ(イヤホンは付属しない)

ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニのシングルエンドと2.5mmバランスを各1基搭載。コントロール機能付きヘッドホンを接続すると、マイクのほか、再生/一時停止、音量、曲戻し、曲送りの操作が行える。USB-C端子を備え、PCなどと有線接続して16bit/48kHzまでのPCM再生も可能だ。

クアルコムの第8世代cVcノイズキャンセルテクノロジー対応マイクを搭載し、ハンズフリー通話が可能。バックグラウンドノイズを効果的に抑え、通話を可能な限り聞き取りやすくするという。スマホの音声アシスタントも起動できる。

容量330mAhのバッテリーを内蔵し、連続再生時間は11時間(アンバランス出力使用時)、充電時間は1.5時間。本体は2.5Dガラスの曲面で覆われたアルミ合金製で、指紋が付きにくい疎油性コーティングを施している。同梱ケースの背面クリップで衣服などに留められる。

  • BTR3K

    USB-C端子を装備。USB DACとしても使える(イヤホンなどは付属しない)