日清食品は11日、一風堂、すみれ、ますたに、無鉄砲などの有名店のラーメンをスマホで注文、自宅で味わえるデリバリーサービス「RAMEN EX(ラーメン イーエックス)」開始した。

  • デリバリーサービス「RAMEN EX」(同社資料より)

    デリバリーサービス「RAMEN EX」(同社資料より)

「RAMEN EX」では専用に開発された麺、スープ、具によって配達の間に「麺が伸びる」「スープが冷める」といった課題を解決。手元に届いた商品を電子レンジで加熱するだけで、有名店の本格的な味を体験できる。提供されるラーメンは、一風堂の「一風堂監修 博多とんこつラーメン」、すみれ「札幌濃厚味噌ラーメン」、ますたに「背脂鶏ガラ醤油ラーメン」、無鉄砲「とんこつラーメン」、日清食品オリジナル「豚天国ラーメン」など。

サービスは、スマホから「Uber Eats」または「出前館」のサービスを利用して注文。注文を受けてから30分内に商品が配達される。東京では、5月11日午前11:00より港区、渋谷区、千代田区、新宿区の一部でサービスが開始されている。

  • 「RAMEN EX」注文の流れ(同社資料より)

    「RAMEN EX」注文の流れ(同社資料より)

5月中旬には配達エリアを拡大し新宿区、渋谷区、中野区、豊島区、文教区、千代田区の一部まで利用可能になり、大阪では5月中旬から北区、淀川区、都島区、中央区、西区、福島区の一部で、6月中旬には福岡市内でもサービスを開始する予定となっている。詳細は公式サイトにて。

なお、日清食品は11日に「カップヌードル」ブランドの国内年間売上1,000億円の達成も発表している。現在、公式サイトトップページは、多くの人々の食を支えるブランドを立体的に表現しているが、新サービス「RAMEN EX」もこの一員として加わっている。テレワークや外出自粛の影響で店舗のうまいラーメンの味が恋しい人も多いはず。同社の新たな試みに期待は高まりそうだ。