パナソニックは、家の好きな場所へ持ち運んで楽しめるポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」の防水モデルを8月下旬に発売する。15V型「UN-15TD10」、15V型/10V型「UN-15N10/10N10」、10V型「UN-10E10」の3シリーズ4機種で、価格はオープンプライス。店頭価格(税別)は40,000円~86,000円前後を見込む。

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    UN-15TD10

■ラインナップと店頭予想価格(税別)

  • 15V型「UN-15TD10」86,000円前後
  • 15V型「UN-15N10」65,000円前後
  • 10V型「UN-10N10」50,000円前後
  • 10V型「UN-10E10」40,000円前後

IPX6/IPX7相当の防水対応のテレビで、ディスプレイ部とチューナー部で構成。お風呂やキッチンなど家の好きな場所にディスプレイ部を持ち運んでテレビを楽しめる。今回の新製品は、2019年発売のTD9/N9/E9シリーズの後継機種となる。

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    お風呂での利用イメージ

TD10シリーズは、チューナー部に地上/BS/110度CSチューナー2基とHDDを内蔵し、2番組同時録画が可能。別売のUSB HDDをつないで容量を増やすこともできる。また、光学ドライブを備え、Blu-ray/DVD再生もできる。N10とE10はチューナー1基を備え、USB HDD録画に対応。HDDは搭載していない。

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    15V型「UN-15TD10」

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    15V型「UN-15N10」

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    10V型「UN-10E10」

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    キッチンでの利用イメージ(左)。ディスプレイ部は汚れたら水洗いできる(右)

ネットワーク機能を備え、他のDIGAに録画した番組を視聴するお部屋ジャンプリンクに対応。新4K衛星放送の「お部屋ジャンプリンク」に対応した4Kレコーダーを持っていれば、DIGAをサーバー、プライベートビエラをクライアントにして、4K録画番組を2K画質に変換して視聴できる。

さらに、TD10とN10はインターネットに接続してYouTubeやHulu、dTV、DAZN、ラジコ(radiko)なども利用できる。なお、同時期に発売するFB10(別記事)はNetflixにも対応するが、TD10/N10は非対応。

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    ネットワーク機能の利用イメージ

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    TD10のホーム画面のイメージ

上位機種のTD10とN10は、ディスプレイ部をテレビとして使っていないときに、時計やカレンダー、天気予報を画面表示する「置き時計機能」を備えている。また、IoTエアコン「エオリア」シリーズと連携し、離れた場所からエアコンの各種操作が行えるようになった。ネット動画機能では、「U-NEXT」が新たに加わった。なお、TD10はディスプレイ用のクレードル式充電器を同梱しているが、N10はクレードルは別売。

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    TD10の「置き時計機能」のイメージ

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    TD10のエアコン操作のイメージ

ディスプレイ部はいずれも内蔵バッテリーで動作し、TD10/N10はそれぞれ最大3時間、E10は最大3時間30分動作する。液晶パネルの解像度は、15TD10と15N10が15型/1,354×760ドット、10N10と10E10が1,024×600ドット。

ディスプレイ背面のスタンドで4段階の角度調整ができるほか、引っ掛けて設置することも可能。E10は背面部のフック引っ掛け部を使って、引っ掛けて設置できる。

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    TD10のスタンドは起こして持ち運べる。充電用クレードルも同梱する

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    E10は背面部のフックで引っ掛けて設置できる