富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は4月27日、 同社製PC「FMV」シリーズに搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」(以下、ふくまろ)の最新版を、Microsoftストアにて提供を開始した。
「ふくまろ」は、 愛らしいフォルムと癒し系のキャラクターが特徴のAIアシスタント。音楽や写真などのコンテンツ再生、カメラを活用した外出時の「お留守番機能」、 IRコマンダーを通じた家電や照明の操作などが行えるほか、英単語をゲーム感覚で学べる「ふくまろレッスン」を搭載する。
最新版(ver.2.6.37.0)では 対話機能が強化され、顔認識機能によって家族の顔と名前を覚えるという。 案内に沿って顔データと名前を登録すると、利用者を判別して名前を呼び掛ける。
また、会話を通じて利用者の誕生日や好きな食べ物などのプロフィールを記憶したり、 毎日の会話により親密度が上がると特別なメッセージやアニメーションが現れたりするように進化している。
なお、同社が運営するオンライン学習サービス「FMVまなびナビ」では、自宅学習需要の高まりを受け、 ふくまろがタイピング学習を基礎からアシストする「タイピングコース」のほか、「学校教科・デキタスコース」、「プログラミング・マイクラッチコース」という3つのコースの5月・6月分の利用料が無料となるキャンペーンを実施している。申し込み対象期間は、2020年4月27日~5月31日。申し込みは「FMVまなびナビ」サービスサイトから。