パナソニックは、スマートフォン連携機能を強化したBDレコーダー「おうちクラウドディーガ」4機種を6月26日に発売する。価格はオープンプライス。トリプルチューナー搭載でHDD容量1TBの「DMR-2T101」と、ダブルチューナーで2TBの「DMR-2W200」の店頭価格(税別)は各63,000円前後を見込む。
ダブルチューナー機はこのほか、1TBの「DMR-2W100」(税別53,000円前後)、500GBの「DMR-2W50」(同46,000円前後)も用意する。新機種のラインナップは以下の通り。
■トリプルチューナーモデル
- DMR-2T101:税別63,000円前後(1TB HDD)
■ダブルチューナーモデル
- DMR-2W200:税別63,000円前後(2TB HDD)
- DMR-2W100:税別53,000円前後(1TB HDD)
- DMR-2W50:税別46,000円前後(500GB HDD)
いずれも地上/BS/110度CSチューナーを内蔵した製品で、チューナーの数やHDD容量に違いはあるが、基本機能は変わらない。
アプリ「どこでもディーガ」を使った、スマートフォンとの連携機能が最大の特徴。スマホを使った放送中番組や録画番組の宅外リモート視聴や、番組持ち出しができるほか、新たにアプリの音声操作による番組の予約・検索・再生(スマホ再生・テレビ画面での再生)に対応する。さらに、ディモーラサービスを使うことで、シーン一覧表示から観たいシーンを選んで再生することもできる(有料会員登録が必要)。
スマホで撮影した動画・写真を保存できる「おうちクラウド」機能を装備。写真/動画は最大合計40,000ファイルまで保存でき、レコーダーに保存した写真をスマートフォンやテレビ画面で家族で楽しめる。また、デジカメなどで撮った写真/動画をレコーダーのHDDに取り込んで、BDメディアやUSB HDD(別売)にバックアップする機能も備える。
再生可能なディスクはBD/DVD/CDなど。4K Ultra HD Blu-rayの再生には対応しない。HDDの録画番組やBDビデオなどのコンテンツは独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート」により、高精細な4Kアップコンバート映像(最大4K/30p)で楽しめる。高画質機能「リアルクロマプロセッサ」も搭載。また、オーディオ面ではハイレゾリマスターやハイレゾ再生、音楽CDなどの音源を内蔵HDDに保存して楽しめるミュージックサーバー機能を備える。
4製品ともHDMI出力は1系統。USB×2(USB 2.0/USB 3.0)、LAN端子と、無線LAN機能も搭載する(DMR-2W50は有線LANのみ対応)。
購入後の最初の設定をかんたんにし、郵便番号の入力とネットワーク設定の2ステップだけで初期設定が完了、すぐに使えるようにした。また、LINEアプリでCLUB Panasonic(クラブパナソニック)のLINE公式アカウントに友だち登録すると、LINEでトークする感覚で番組検索や録画予約が行えるという。LINEでの録画ランキングプッシュ通知にも新対応した。
消費電力は、DMR-2T101/2W200がそれぞれ約19W、DMR-2W100が約18W、DMR-2W50が約16W。本体サイズは430×179×41.5mm(幅×奥行き×高さ)で4機種とも共通。重さは、DMR-2T101/2W100/2W50がそれぞれ約1.8kg、2W200が約2.1kg。