光文社は4月6日、「光文社古典新訳文庫」のラインナップから中高生に人気があるという5作品の無料公開期間を、4月30日まで延長すると発表した。都立学校の休校措置延長などを受けたもので、当初は4月5日までの無料公開を予定していた。
無料公開する作品タイトルは「読書について」(ショーペンハウアー)、「初恋」(トゥルゲーネフ)、「デーミアン」(ヘッセ)、「1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編」(O・ヘンリー)、「魔術師のおい ナルニア国物語1」(C・S・ルイス)の5作品。同社が運営する読書情報サイト「本がすき。」の「スタンド」コーナーから閲覧できる。いずれも古典を現代向けに新訳して届ける「光文社古典新訳文庫」のラインナップとなる。
光文社では「こんな大変な時期だからこそ、古典作品の持つ楽しさを、若い読者の皆さんに再認識していただければ幸いです」としている。