リコーイメージングは2月5日、防水性能や耐衝撃性能を備えるコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-70」を発表した。水深14mで連続2時間の水中撮影が可能。3月中旬より発売する。価格はオープン。カラーバリエーションはオレンジとブラックの2色を用意する。

  • 水深14mの水中撮影が可能なタフネスデジカメ「WG-70」。写真はオレンジモデル

スタンダードモデルながら高い耐久性能をもつ防水デジタルカメラ。水深14mで連続2時間の水中撮影が可能なIPX8(JIS保護等級8相当)の防水性能、IP6X(JIS保護等級6)の防塵性能、高さ1.6mからの耐落下衝撃性能、100kgfまでの重さに耐える耐荷重性能、-10度までの耐寒性能を備える。

撮像素子は、1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーで、有効画素数は約1,600万画素。感度はISO125~ISO6400。複数枚の画像を撮影/合成する「手持ち夜景モード」で手ブレを抑えた撮影が可能で、超解像技術を応用した画像処理機能や画像仕上げに「クロスプロセス」を追加するなど高品質な画づくりも行える。

  • ブラックモデル

レンズは、焦点距離約5~25mm(35mm判換算約28~140mm)の光学5倍ズーム。レンズ構成は9群11枚(非球面レンズ5枚)で、開放絞りはF3.5(W端)~F5.5(T端)。レンズの周りにはLED補助光を6灯を配置し、被写体を拡大して撮る「デジタル顕微鏡モード」では被写体を明るく照らして撮影できる。このデジタル顕微鏡モードは、記録サイズの選択が可能になるなどの改良が加えられた。

動画撮影機能は、最大1,920×1,080ドット / 30fpsに対応。ディスプレイには、約23万ドットの2.7型液晶を搭載する。記録メディアは内蔵メモリ(約68MB)のほか、SD / SDHC / /SDXCメモリーカードが利用可能。電池寿命は静止画が約340枚、動画再生時間が約260分。本体サイズは約W122.5×D29.5×H61.5mm、重さは約193g(バッテリ、SDメモリーカード含む)。