Document Foundationは1月29日(米国時間)、「Performance-focused LibreOffice 6.4 is available for download - The Document Foundation Blog」において、LibreOfficeの最新版となる「LibreOffice 6.4」の公開を伝えた。今回のバージョンは、CalcスプレットシートやImpressプレゼンテーションを開いて保存する時のパフォーマンスが向上した点、DOCX/XLSX/PPTXファイルとの互換性が向上した点が注目される。
LibreOffice 6.4の主な新機能は次のとおり。
- LibreOfficeにおける横断的な機能としてQRジェネレータ機能を追加
- スタートセンターのドキュメントサムネイルにアプリケーションアイコンを追加(これまでよりもドキュメント種類の判定が容易になった)
- ハイパーリンクを開く/編集/コピー/削除のメニューエントリをLibreOfficeで統一化
- テキストまたは正規表現の一致に基づいてドキュメント内の機密データを非表示にする機能を追加(新しい自動リダクション機能)
- ヘルプページにおけるスクリーンショットのローカライズ化
今回公開されたバージョンはLibreOffice 6系の最後のメジャーリリースになる見通し。2020年後半にリリースが予定されている次のメジャーリリースはLibreOffice 7.0になると見られる。