Q-Successから2020年1月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2020年1月はCMSを使っていないサイトの割合が微減し、WordPress、Shopify、Blogger、Bitrixがシェアを増やした。Joomla、Squarespace、PrestaShopはシェアを減らしている。

シェア1位のWordPressと2位以下のCMSの差はさらに広がっており、CMSとしてWordPressの影響力が強い状況が続いている。

シェア第2位のJoomlaは下落傾向が続いている。一方、CMSで第3位のShopifyは増加傾向が続いている。同様の傾向が続いた場合、そう遠くない段階でJoomlaとShopifyのシェアが逆転し、ShopifyがCMS第2位に浮上すると見られる。

  • 2020年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2020年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2020年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2020年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 43.1% 43.2%
2 WordPress 35.4% 35.1%
3 Joomla 2.6% 2.7%
4 Shopify 1.9% 1.8%
5 Drupal 1.7% 1.7%
6 Squarespace 1.5% 1.6%
7 Wix 1.3% 1.3%
8 Blogger 0.9% 0.8%
9 Bitrix 0.9% 0.8%
10 Magento 0.8% 0.8%
11 PrestaShop 0.7% 0.6%
12 TYPO3 0.5% 0.5%
13 OpenCart 0.5% 0.5%
14 Weebly 0.4% 0.4%
15 Adobe Dreamweaver 0.3% 0.3%
16 FrontPage 0.2% 0.2%
17 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
18 Bigcommerce 0.2% 0.2%
19 Progress Sitefinity 0.2% 0.2%
20 DataLife Engine 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。