プログラマやコーダーが利用するエディタとしては、Visual Studio Codeに高い人気がある。JavaScriptのユーザーにとっても、Visual Studio Codeに高い人気があることがわかった。State of JavaScriptがこのほど2019年におけるJavaScript関連の調査「The State of JavaScript 2019」を公開した。この調査で、JavaScriptユーザーが利用するテキストエディタは圧倒的にVisual Studio Codeであることがわかった。
第2位にWebStrom、第3位にVim、第4位にSublime Text、第5位にAtomがつけている。それ以外のエディタとしてEmacs、IntelliJ、PHPStorm、Notepad++、Nano、Brackets、PyCharm、Textmate、Coda、BBEdit、Eclipse、netbeansなどもランクインしている。しかし、過半数をVisual Studio Codeが占めており、JavaScriptユーザー向けのエディタとして、Visual Studio Codeに高い人気があることがわかる。
Visual Studio Codeは、Microsoftによってオープンソース・ソフトウェア(OSS)として開発されている多機能テキストエディタ。Windowsのみならず、macOSやLinuxなどでも動作する。エクステンションをインストールすることで、さまざまな用途に特化した機能を追加することができ、多彩なユーザーに人気がある。
The State of JavaScript 2019の調査に協力したユーザは2万1717名で、世界中のJavaScriptユーザーが回答している。最も多いのは米国の4509名で、これに英国の1227名、フランスの1056名、ドイツの967名、カナダの757名が続いている。日本からは118名から回答があり、全体の0.6%ほどとされている。The State of JavaScriptの調査は2016年から実施されており、JavaScript関連の技術流行がどのように変化しているかが示されている。