というわけでEFDELTA接続後、「Word」、「Chrome」、「Acrobat」を開いた状態で原稿を書きつつ電源遮断をビクビク待っていたところ、「約3時間38分41秒」でディスプレイが暗転しました。今回は筆者のリアル仕事環境で試したので約3時間38分41秒に留まりましたが、たとえば消費電力30WのノートPCなら、EFDELTAは単純計算で30時間53分駆動できることになります。

つまりマイナビニュース編集部にEFDELTAを導入すれば、停電が起きてもノートPCのバッテリー駆動時間プラス30時間53分連続、編集部員の皆様に働いていただくことが可能なわけです。編集長、どうでしょう?(編集部:ジャイアンさんが30時間53分連続で原稿書いてくれるなら……)

  • 合計消費電力はLEDディスプレイで確認できます。今回のデスクトップPCとディスプレイ2台のアイドル時の消費電力は256W前後です

  • EFDELTAはデスクトップPCとディスプレイ2台を「約3時間38分41秒」動作させることができました

  • フル充電は「1時間51分36秒」で完了。2時間以内で急速充電可能、というスペックどおりの充電時間ですね

ファンの音は大きめ。非常用電源としても頼りになる1台

試用していてちょっと気になったのは冷却ファンの音。給電時最大57.9dBA前後、充電時最大64.6dBAの音量で冷却ファンが回りました。安全に給電、充電するために冷却ファンが動作すること自体は納得の仕様ですが、もうちょっと音が低めだとありがたいですね。でもアウトドアフィールドで利用するのなら、まったく気にならないレベルだと思います。

  • 給電時の冷却ファンの最大音量は57.9dBA前後

  • 充電時の冷却ファンの最大音量は64.6dBA前後

気軽に購入できる価格帯ではないですが、そのスペックを考えれば納得のポータブル電源「EFDELTA」。市場想定価格は15万9500円ですが、現在Makuakeで20%オフの12万7600円で支援・入手が可能です。筋トレに使えるぐらいの重量感のEFDELTAは、いざというときの非常用電源として頼もしい一台です。

  • 重量13.6kgとかなり思いですが、ハンドルがしっかりしているので持ち運びに不安感はありません。ガチで筋トレに使えそうです