オープンワークは11月27日、「働きやすい外資系企業ランキング」を発表した。同ランキングは、就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」に投稿された外資系企業への社員のクチコミから、社員の相互尊重」と「風通しの良さ」の評価点を集計し、さらに月間残業時間20時間以下の企業に限定してランキングを作成したもの。

第1位となったのは、同率でイケア・ジャパンとキャセイパシフィック航空 (評価点7.57)だった。第3位にはブッキングドットコム(評価点7.49)がランクインした。上位には、航空会社とアパレルブランドア多数ランクインしている。

トップ5の企業の社員クチコミを見ると、立場にかかわらず誰でも意見を言うことが奨励されるフラットな環境であること、国籍含めてさまざまなバックグラウンドを持つ社員と仕事を進めていく上で、そうしたカルチャーが重要であることがわかったという。

イケア・ジャパンの販売職の女性は、「積極的に手を上げる人にはどんどん仕事を任せる社風。たとえ上司であったとしても、こちらの言いたいことは言える環境。ゴールに向かってチームで走るため、個々の特性や要求よりも、チームとしてどうすべきかが常に優先される。年齢や性別、国籍などによる差別は、業務上は全くない」といったコメントを寄せている。

キャセイパシフィック航空の旅客部の男性は、「日系とは違い、上司部下ともにフレンドリーで、役職では呼び合わず、下の名前で呼び合ったり、あだ名で呼び合ったりしている。会社として従業員を大事にしようとしているのはよく感じる。意見も言いやすい環境」といったコメントを寄せている。

  • 働きやすい外資系企業ランキング 資料:オープンワーク