ソースネクストは11月7日、AI音声翻訳機「POCKETALK S」を発表した。12月6日から発売する。価格はグローバル通信2年付きが29,800円(以下、税別)、グローバル通信なし(Wi-Fiモデル)が24,800円。

  • ポケトーク S

    ポケトーク S

AI機能を搭載する双方向の音声翻訳機。グローバル通信付きモデルは本体料金だけで使用でき、契約も不要。通信料金もかからない。カラーバリエーションは、グローバル通信2年付きがホワイト、ブラック、ゴールド、レッドの4色展開。公式サイト限定カラーとして、メタルグレーとメタルグリーンの2色も用意。グローバル通信なしがホワイトのみとなる。

対応言語は74言語で、55言語が音声とテキストに、19言語がテキストに翻訳可能。インターネット上のAIを利用しており、時間が経つほどに翻訳精度が向上していく仕組み。ニュース原稿のような長文も翻訳できる。

新機能として、カメラで撮影した文字を翻訳する機能を搭載。カメラで文字を撮影すると、言語を自動で認識、翻訳して画面に表示してくれる。複数の言語が表示されていても、それぞれの言語を認識して翻訳を行う。画像は100枚まで履歴として保存可能。

同じく新機能として、英会話のレッスン機能を備えた。質問に英語で答えるとAIが答えを返してくれる。会話練習は、空港・機内、ホテル、移動、レストラン、観光、ショッピングという6つのシーンでよく使うものを収録。これらはさらに細分化されており、全部で36のレッスンを用意した。会話レッスン機能は今後、中国語、スペイン語、フランス語、日本語、韓国語などにも対応予定。

そのほか、為替、長さ、重さ、温度の単位を換算する機能、訪れた国の現地時間を自動で表示する機能、国旗での言語選択、定型文の登録機能などを搭載した。

画面は2.8インチで、SIMカードスロットはnanoSIM。1.5W+1.5Wのスピーカーを内蔵し、無線LANはIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)をサポート。本体サイズはW53.8×D11.5×H91.6mm、重さは75g。対応データ通信方式とバンドは以下の通り。

・3G
W-CDMA:1/2/5/6/19

・4G
FDD-LTE:1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28b
TD-LTE:38/39/40

ドラえもんEdition 特別セット

特別モデルとして、「ドラえもんEdition 特別セット」も発売される。価格は34,800円。セット内容は、本体(2年のグローバル通信付き)、ポーチ、S専用ケース(クリア)、S専用画面保護シール ガラスなど。

別売りのS専用ケースには、「ドラえもん」「ドラミちゃん」「ほんやくコンニャク」デザインの3種類を用意。価格は2,000円。