キヤノンは、ミラーレスカメラのエントリーモデル「EOS M200」を10月18日に発売する。価格はオープンで、店頭価格(税別)はボディ単体が57,500円前後、EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMが付属するレンズキットが72,500円前後を見込む。カラーはブラックとホワイト。
EOS Mシリーズのエントリーモデルで、「EOS M100」(’17年10月発売)の後継機種。約108.2×35.1×67.1mm(幅×奥行き×高さ)、重さ約299g(バッテリー・カード含む)の小型・軽量ボディに、有効約2,410万画素のデュアルピクセルCMOS AF対応APS-Cセンサーを搭載し、画像処理エンジンは「DIGIC 8」に刷新(M100はDIGIC 7)。動画機能は4K動画撮影(4K/24p)にも対応するなど、機能強化を図っている。
EOS M200の各キットの店頭価格の見込みは下記の通り。
EOS M200
- ボディ単体:57,500円前後
- レンズキット:72,500円前後 (レンズ:EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM)
- ダブルレンズキット:87,500円前後 (レンズ:EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM、EF-M22mm F2 STM)
- ダブルズームキット:95,000円前後 (レンズ:EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM、EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM)
撮影モードの効果が写真やイラストで表示される「ビジュアルガイド」を搭載し、初心者でも写真を撮りやすくした。上方向に約180度動くチルト式液晶モニターを備え、自分撮りの際は自分の姿をリアルタイムで確認しながら、背景のぼかし具合や美肌効果などを調整して撮影可能。さらに、撮影開始までの秒数が液晶モニターに表示される「動画セルフタイマー」や、液晶モニターへのタッチ操作のみで動画撮影が可能なアイコン表示機能も備える。
無線LANやBluetooth機能を備え、手持ちのスマホからのリモート撮影に対応。集合写真撮影時などに使える。撮影後は撮った写真や動画をスマホやタブレットに転送でき、SNSなどに手軽にシェアすることも可能。
EOSシリーズとして初めて、カメラを縦位置で撮影した動画を自動的に縦位置再生できる「縦位置情報の付加」機能に対応。撮った後でユーザーが縦位置への回転処理をしなくても、EOS M200の縦位置動画をスマホやタブレットの画面全体で楽しめる。
カメラ本体の見た目を変えられる別売アクセサリー「フェイスジャケット」には新色ピンク(EH31-FJ、税別4,500円)を用意。EOS M100でも使える。
5,000台限定「EOS M200リミテッドゴールドキット」
5,000台限定の「EOS M200リミテッドゴールドキット」を10月18日に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップの販売価格(税別)は77,500円。EOS M200の限定カラー「ゴールド」と、既存レンズのEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを組み合わせ、オリジナルストラップと「東京2020記念 オリジナルピンバッジセット」を同梱している。
上記のキットに、ケンコー・トキナーのプロテクトフィルター(49mm)と、サンディスクのSDカード 32GB ウルトラプラス、モレスキン カスタムエディション EOSオリジナルノートブックをセットにした「EOS M200 リミテッドゴールドキットオリジナルセット」も用意。キヤノンオンラインショップの販売価格(税別)は83,500円。